題名のない音楽界を何十年ぶりかで見た…
沼尻竜典、宮本文昭、金 聖響、佐渡 裕の四人の対談によるベートーヴェンの「運命」について話すという実に興味深い番組を見る。
どうでも良いこともいっぱいあったけれど、日本の指揮界を代表する人達の話で、面白いものだった。一人くらい作曲家が入っていても良かったと思うけれど、演奏の現場で仕事をしている人達の話ということで、それなりに面白いものだった。
しかし、この番組は黛 敏郎氏の司会の時代は毎週欠かさず見ていたけれど、彼がおりてから全く見なくなっているので、どんなことになっていたのかも、番組が続いている事も知らなかった。
ただ、かつて奉職していたヤマハでジュニア・オリジナル・コンサートを担当していたのだが、テレビも日曜の朝7時半から、後に7時からあり、その制作チームがこの「題名のない…」のチームだったことを思い出した。
今はどうなっているのかは知らないし、その「ジュニア・オリジナル・コンサート」なるものも、昔々に打ち切りとなり、そのジュニア・オリジナル・コンサートも、ヤマハは力を入れなくなったこともあり、かつてのようなクオリティは残念ながら今はなくなってしまったように感じるのは寂しいことである。
それはともかく(あまりに遠い存在となってしまい、私にはよくわからないので…)今朝、ちょっとテレビのリモコンを使っていたら偶然、耳馴染んだ「運命」の冒頭とお歴々のお姿が目に入り、何十年ぶりかでこの番組を見たという次第である。
さて、仕事仕事…。
by Schweizer_Musik | 2009-02-15 10:00 | 日々の出来事
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