「夜のガスパール」分析 その1
ちょっとした打ち合わせに出かけ、帰りにN君と久しぶりに飲んで帰る。今回で三度目となる新橋のタイ料理であるが、三時間あまり、色々と仕事の話などをして帰る。とは言え、早い時間から始めたので、極めて健康的な時間でのご帰還となった(笑)。
飲んだアルコールはすでにどこかへ行ってしまった。穏やかで楽しい一日だった。久しぶりに生で自分の曲を聴いたけれど、まあまあ良い曲じゃないかと思った…(笑)

ラヴェルの「夜のガスパール」のアナリーゼをしようと思う。曲の素晴らしさに対して、あまり理解されていないような気がするので、ちょっととりあげてみてはと思った次第。

19世紀はじめのフランスの詩人ベルトランの詩に寄せて書かれた3曲のセットである。第1曲が「オンディーヌ」、第2曲が「絞首台」、そして第3曲が「スカルボ」というタイトルを持っている。
私は遠くシェーンベルクの「ピエロ・リュネール」と共通するものがあると思っているのだが、形式、語法、リズム、モード、和音、様々な面からとてつもない傑作がこの「夜のガスパール」であり、そんなところを少し私なりにも考察したいと思う。授業でとりあげるのは、多分六月あたりになりそうだけれど、今年はなんとかこの複雑怪奇で巨大な傑作(見てくれは全く違うが…)を取り上げたいとチャレンジしたい。
お楽しみに…。
明日、アルコールが完全に抜けたら書き始める予定。
今はアリシア・デ・ラローチャの演奏で曲を聞いているが、これは本当に凄い曲だなとつくづく思う。良い曲だ…。オケ版も作られているが、やってみたくなる気持ちもわかる気がする。

追記
昨年の夏に、この曲について少し書いていたことを、一晩寝たら思い出した。こちらを参照されたし…。
by Schweizer_Musik | 2009-03-31 23:01 | 授業のための覚え書き
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