昨日の授業…
さすがに学校が始まると色々と多忙を極めていて大変だった。
まったりとした時間もないこともないのだが、最後の三限ぶっとおしの現代音楽からオーケストレーションの授業は、かなり濃厚な時間で、十分に準備したつもりなのだが、楽器の説明でホルンとファゴットが時間切れとなってしまった。
作曲の弟子は専攻生は一人だけなのだが、あとは全部管弦打の学生たちで、かなりの人数になりそうということで、これはまた重いなぁと思いつつ、楽器ができる学生たちだから色々と学生たちと楽しめるなぁとも思う。良い一年になりそうで、この仕事が出来ることにただただ感謝!
昨日はくたくたに疲れて夜九時半過ぎの帰還であった。空腹を満たすとそのままシャワーもあびずに寝てしまう。おかげで朝シャワーを浴び、食事、そして翌日の準備という流れで一日がスタートしたが、思いっきり寝坊をし、今朝は七時起きとなってしまった。

昨日の現代音楽の授業では、19世紀の音楽家たちが個性を追求するようになった背景からワーグナーの出現、そしてトリスタン和音のもたらした調性崩壊の予兆からシェーンベルクへ至る過程、そして無調という無政府主義を経て12音に至る歩み。
そしてもう一つ、革命で宗教音楽が崩壊したフランスで、スイス人ニーデルメイエールが創設した宗教音楽家養成を目的とした専門学校と、そこを卒業したフォーレがカトリックの典礼音楽などから学んだ技法を用いて書いたモード技法を取り入れた作品から、ドビュッシー、ラヴェルへと繋がっていく音楽の歩みについて説明。
そして今期はモードについてということで、その代表的な四つほどのモードをあげて(ドリア、フリギア、リディア、ミクソリディア)終わった。
オーケストレーションはブリテンの「青少年のための管弦楽入門」のナレーションのないものを、私のナレーションで(笑)に聞かせて、楽器の特徴をとらえて書くことの大切さを話した後、今期は木管五重奏が課題であることを告げ、一年生の時にすでに勉強はしていることであると聞いているけれど、もう一度代表的な木管楽器の音域、特徴をおさらいすることからはじめ、フルート、オーボエ、クラリネットと進んだところで時間切れとなった。
後、ちょっと打ち合わせがあったりして、一日が終わった。これで11時から19時までぶっ通しの授業、報告など色々あって学校を出たのが八時過ぎ、帰り着いたのが九時半過ぎということとなる。遅くなったのはちょっと本屋に寄ったりしたからだが、ああ疲れた…。
by Schweizer_Musik | 2009-04-16 10:31 | 授業のための覚え書き
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