ヤンソンスの指揮で聞くショスタコーヴィチの交響曲第1番
作曲者 : SHOSTAKOVICH, Dmitry 1906-1975 露
曲名  : 交響曲 第1番 ヘ短調 Op.10 (1925)
演奏者 : マリス・ヤンソンス指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD番号 : EMI/0946 3674342 4

コンピューターが調子が悪く、データの保存などでエラーが続出して困っていた。ソフトのせいだろうかと、インストールし直したりして昨日は一日を費やしてしまったが、今朝、ふとマックのFirst Aidでハード・ディスクの修復をかけると、修復できませんの嵐…。
どうすべきか迷ったものの、朝から、何度も修復を試み、ようやくそれが終わった。すると、うそのように不具合がなくなる。なるほどこれだったのかとまずは一安心。あわてて修理に出さなくて良かったと思う。まぁ、二日、ろくな仕事が出来なかったわけではあるが、作曲は少し進む。明後日からは試験期間である。実技の試験もたのまれたが、すでに仕事を入れていたので、申し訳なかったけれど断った。試験休みを休みとして昨年は過ごしたので、そのパターンで仕事を入れていると、いきなり試験官をと言われて驚いた。だったら去年は何だったのかわからないけれど、昨年より学生が増えたわけでもないのだが…。よほど私の評判が悪かったのかも知れない。だとすれば、ただただ恐縮するしかない。
とりあえず、明後日からの試験の準備がこれでできるのでありがたい。
結構毎日が忙しい。でも少し作曲に戻っていかないと、呆けてしまいそうだ。

さて、ヤンソンスのショスタコーヴィチの交響曲全集が安かったので、ネットでつい購入してしまった。バーンスタインのハイドン集成とアメリンクのハイドンの歌曲全集とともに購入したものだが、この全集、10枚組で4000円足らずという激安ぶりだ。5900円くらいになったのが一年ほど前だったと思うが、更に安くなってこれまたつい…購入してしまった。というか、これらはずいぶん前に注文したもので、お金が無くなった頃に商品が届くという間の悪さはともかく(笑)、聞いてなかなか良い演奏なので満足した。まだ第1番と第6番を聞いただけなのだが、データを見て約15年ほどかかっての録音なのにびっくりした。オケもベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団などといういくつものオケとの録音になっている点もちょっと他にないものとなっている。
ただ、オケの選択は場当たり気味で、あまりポリシーを感じない。けれど、演奏はどれもとびきりに美しい。先日、キタエンコ指揮の良い全集を聞いたばかりなのにまたまた優れたショスタコーヴィチに出会うこととなった。
かつてルドルフ・バルシャイの全集がブリリアント・レーベルから激安で出て、私も購入して一頃はよく聞いていたけれど、今ではちょっと遠のいている。ナクソスにあるラディスラフ・スロヴァークはオケが今一つ、結局ハイティンクの全集とキリル・コンドラシンとゲンナジ・ロジェストヴェンスキーの古い全集の3つにたよるばかりであったが、雲行きが変わってきたみたいだ。
しかし、良い録音だなぁと思う。ちょっと試し聞きでいくつか聞いた感じでは、曲によってレベルがバラバラな印象があったが、どうなのだろうか?詳しくはわからないけれど、これは「買い」でしょう!!
by Schweizer_Musik | 2009-05-31 18:45 | CD試聴記
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