知らなきゃ恥ずかしい名曲 + @ (M) -02
モーツァルト(MOZART, Wolfgang Amadeus 1756-1791 オーストリア)
言わずと知れた天才!である。この人の曲を良い悪いで選べるものではない。ただそのジャンルでこれはと思われるものをいくつかあげておく。
348) 交響曲 第25番 ト短調 K.183(173dB) (1773)
演奏は少し古いけれどブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団が鬼気迫る演奏。新しいものの中ではアダム・フィッシャー指揮 デンマーク国立室内管弦楽団が洗練されていて良い。

349) 交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a) (1774)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

350) 交響曲 第31番 ニ長調「パリ」K.297(300a) (1778)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

351) 交響曲 第35番 ニ長調「ハフナー」K.385 (1782)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

352) 交響曲 第36番 ハ長調「リンツ」K.425 (1783)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

353) 交響曲 第38番 ニ長調「プラハ」K.504 (1786)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

354) 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543 (1788)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

355) 交響曲 第40番 ト短調 K.550 (1788)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

356) 交響曲 第41番 ハ長調「ジュピター」K.551 (1788)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

357) セレナード ニ長調「セレナータ・ノットゥルナ」K.239 (1776)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

358) セレナード ニ長調 「ポストホルン」K.320 (1779)
演奏はギュンター・ヴァント指揮 バイエルン放送交響楽団

359) セレナード 変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361(370a) (1783-84)
演奏はジャーマン・ウインド・ソロイスツ

360) セレナード ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K,525 (1787)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

361) ディヴェルティメント ニ長調 K.136(125a) / 変ロ長調 K.137(125b) / ヘ長調 K.138(125c) (1772)
演奏はヘルベルト・ブロムシュテット指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

362) ディヴェルティメント ニ長調 K.334(320b) (1780)
演奏はシャンドール・ヴェーグ指揮 カメラータ・ザルツブルク

363) ピアノ協奏曲 第9番 変ホ長調「ジュノム」K.271 (1777)
演奏はパスカル・ロジェ(pf), レイモンド・レッパード指揮 インディアナポリス交響楽団
もしくはデジェ・ラーンキ(pf), ヤーノシュ・ローラ指揮 フランツ・リスト室内管弦楽団

364) ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 (1785)
演奏は新しいものの中からはハワード・シェリー(pf)指揮 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズか、アンネローゼ・シュミット(pf), クルト・マズア指揮 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
少々古い演奏ではロベール・カサドシュ(pf), ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団
もう一つ古いものの中からイングリット・ヘブラー(pf), カール・メレス指揮 ウィーン交響楽団など、意外と名演が多くナクソスにおかれているのには驚いた。

365) ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467 (1785)
演奏はファジル・サイ(pf), ハワード・グリフィス指揮 チューリッヒ室内管弦楽団

366) ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488 (1786)
演奏はハワード・シェリー(pf)指揮 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
もしくはワルター・クリーン(pf), ペーター・マーク指揮 ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団

367) ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491 (1786)
演奏はワルター・クリーン(pf), ペーター・マーク指揮 ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団
もしくはハワード・シェリー(pf)指揮 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ

368) ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調「戴冠式」K.537 (1788)
演奏は少々古いモノラルながらフリードリヒ・グルダ(pf), アンソニー・コリンズ指揮 ロンドン新交響楽団
ステレオ以後の新しい録音ならば、アンネローゼ・シュミット(pf), クルト・マズア指揮 ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団

369) ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595 (1791)
演奏はハワード・シェリー(pf)指揮 ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ
もしくはヴァルター・クリーン(pf), スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮 ミネソタ管弦楽団

370) ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 (1775)
演奏はユリア・フィッシャー(vn), ヤコフ・クライツベルク指揮 オランダ室内管弦楽団

371) ヴァイオリン協奏曲 第4番 ニ長調 K.218 (1775)
演奏はオスカー・シュムスキー(vn), ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮 スコットランド室内管弦楽団

372) ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K.219「トルコ風」(1775)
演奏はオスカー・シュムスキー(vn), ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮 スコットランド室内管弦楽団

373) フルート協奏曲 第1番 ト長調 K.313 (1778)
演奏はパトリック・ガロワ(fl), エマニュエル・クリヴィヌ指揮 フランス室内合奏団

374) オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314 (285d) (1777)
演奏はデイヴィッド・テオドール(ob), リチャード・ヒコックス指揮 シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア

375) フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299 (1778)
演奏はヨハネス・ワルター(fl), ユッタ・ツォフ(hrp), オトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

376) クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 (1791)
演奏はエルンスト・オッテンザマー(cl), ヨハネス・ヴィルトナー指揮 ウィーン・モーツァルト・アカデミー

377) ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191(186e) (1774)
演奏はギュンター・ケラー(fg), ジークフリート・クルツ指揮 ドレスデン・シュターツカペレ

378) 弦楽四重奏曲 第14番〜第19番「ハイドン・セット」 (選べず…)
演奏はタカーチ四重奏団

379) 弦楽五重奏曲 ト短調 K.516 (1787)
演奏はタカーチ四重奏団他

380) ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478 (1785) / 第2番 変ホ長調 K.493 (1786)
演奏はとても古い録音だがジョージ・セル(pf), ブダペスト弦楽四重奏団団員は良い。

381) フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 K.285 (1777)
演奏は工藤重典(fl), 小林美恵(vn), 豊嶋泰嗣(vn), 金木博幸(vc)

382) オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K.370 (368b) (1781)
演奏はラヨシュ・レンチェス(ob), シュターミッツ四重奏団

383) /クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 (1789)
演奏はバセットで演奏したウォルフハルト・ペンツ(cl), アマティ四重奏団
クラリネットを自ら製作して演奏しているという名盤の誉れ高いデイヴィッド・シフリン(cl), ノースウェスト・チェンバー・ミュージック

ピアノ・ソナタのナンバリングは古いやり方のままなので、ケッヘル番号を参考にするように…。
384) ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310(300d) (1778)
演奏はリリー・クラウス(pf)は全集録音(EMI)である。古い録音ながら復刻状態は良い。
新しい録音ならデジェ・ラーンキ(pf)
フォルテ・ピアノ版はロナルド・ブラウティハム(pf)の全集…。

385) ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調「トルコ行進曲付き」K.331(300I) (1783)
演奏はゾルターン・コチシュ(pf)
あるいは昔お仕事でご一緒させていただいた岡崎悦子さんの演奏もなかなか美しい。
フォルテ・ピアノ版はロナルド・ブラウティハム(pf)の全集を…。

386) ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332(300k) (1783)
演奏は古い録音であるがロベール・カサドシュ(pf)
フォルテ・ピアノ版はロナルド・ブラウティハム(pf)の全集を…。

387) ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457 (1784) / 幻想曲 ハ短調 K.475 (1785)
演奏はペーター・レーゼル(pf)
フォルテ・ピアノ版はロナルド・ブラウティハム(pf)の全集を…。

388) ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 K.576 (1789)
演奏はペーター・レーゼル(pf)
フォルテ・ピアノ版はロナルド・ブラウティハム(pf)の全集を…。

389) ああママに言うわによる12の変奏曲 (キラキラ星変奏曲) ハ長調 K.265 (1781-82)
演奏はイエルク・デムズ(pf)

390) デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲 ニ長調 K.573 (1789)
演奏はペーター・レーゼル(pf)

391) ロンド イ短調 K.511 (1787)
演奏はものすごい古い録音ではあるがアルトゥール・シュナーベル(pf)が良い。
もうひとつ、名盤として知られる全集からワルター・ギーゼキング(pf)
新しいものならイエルク・デムズ(pf)

392) ミサ曲 ハ長調 K.317「戴冠式ミサ」(1779)
演奏はヘルムート・リリング指揮 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム他

393) ミサ曲 ハ短調 K.427 (1782-83)
演奏はちょっと編成が少なすぎる気はするが…エマニュエル・クリヴィヌ指揮
より伝統的な名演としてはガリー・ベルティーニ指揮 西ドイツ放送交響楽団他

394) レクイエム ニ短調 K.626 (1791)
演奏はガリー・ベルティーニ指揮 西ドイツ放送交響楽団他

395) モテット「エクスルターテ・イウビラーテ (踊れ、歓喜せよ)」K.165(158a)
演奏はヘルムート・リリング指揮 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム他

396) アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 (1791)
演奏はハリー・クリストファーズ指揮 シックスティーン アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ

397) 歌劇「後宮からの逃走」K.384 (1782)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ他

398) 歌劇「フィガロの結婚」K.492 (1786)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ドレスデン・シュターツカペレ他

399) 歌劇「ドン・ジョバンニ」K.527 (1787)
演奏はヨーゼフ・クリップス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団他

400) 歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」K.588 (1789-90)
演奏はオトマール・スウィトナー指揮 ベルリン・シュターツカペレ他

401) 歌劇「魔笛」K.620 (1791)
演奏はトラックで区切られていないので、聞くには若干不便であるが、フェレンツ・フリッチャイ指揮 RIAS交響楽団他


ムソルグスキー(MUSSORGSKY, Modeste Petrovitch 1839〜1881 露)
五人組の中でも最も才能に恵まれていながら、最も技術的に劣る作曲家。リムスキー=コルサコフなどの手が加わったものが多いが、彼の耳は本当に未来の音を聞いていた。本物の天才。
402) /組曲「展覧会の絵」(1874)
原曲(ピアノ独奏) : リーリャ・ジルベルシュテイン(pf)
ラヴェル編曲 : イーゴル・マルケヴィッチ指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ストコフスキー編曲 : マティアス・バーメルト指揮 BBCフィルハーモニー管弦楽団
フンテク編曲版 : レイフ・セーゲルスタム指揮 フィンランド放送交響楽団
スラットキン版(様々なな編曲の寄せ集め : レナード・スラットキン指揮 ナッシュヴィル交響楽団
ナウモフ編曲のピアノ協奏曲版 : エミール・ナウモフ(pf), イーゴリ・ブラショコフ指揮 ベルリン・ドイツ交響楽団
S. ロバーツ編曲のブラス・アンサンブル : ファイン・アーツ・ブラス・アンサンブル
Heikki Jokiaho編曲のアコーディオン三重奏版 : Trio Fratres
リンドベルイ編曲のトロンボーン・ソロ版 : クリスティアン・リンドベルイ(trb), ローランド・ペンティネン(pf)

403) 聖ヨハネ祭のはげ山の一夜 (1881-83)
リムスキー=コルサコフ版オガン・ドゥリャン指揮 ベルリン放送交響楽団
ストコフスキー編曲 : マティアス・バーメルト指揮 BBCフィルハーモニー管弦楽団

404) 歌劇「ポリス・ゴドゥノフ」(1868-69)
演奏は古いが決定盤の一つであるイサイ・ドブローウェン指揮 フランス国立放送管弦楽団他がお薦め。


マスカーニ(MASCAGNI, Pietro 1863-1945 伊)
405) 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」(1890初演)
演奏はトゥリオ・セラフィン指揮 ミラノ・スカラ座管弦楽団他

マスネ(MASSENET, Jules Emile Frédéric 1842-1912 仏)
406) 歌劇「タイス "Thaïs"」(1894) 〜瞑想曲 "Méditation"
演奏はジェイムズ・エーネス(vn), ヨアフ・タルミ指揮 ケベック交響楽団

407) 歌劇「ル・シッド」(1885) 〜 バレエ音楽
演奏はネヴィル・マリナー指揮 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ


黛 敏郎(MAYUZUMI, Toshiro 1929-1997 日本)
408) 曼荼羅交響曲 (1960)
演奏は湯浅卓雄指揮
本当は涅槃交響曲 (1958)をあげたかったのだけれど、ナクソスにないのでこちらにした。同じページに収められているルンバ・ラプソディーは愉しい曲なので一聴を!


マショー(MACHAUT, Guillaume de 1300頃-1377 仏)
409) ノートルダム・ミサ (4声) (14世紀中頃)
演奏はジェレミー・サマリー指揮 オックスフォード・カメラータ


マルチェルロ(MARCELLO, Allessandro 1684-1747 伊)
410) オーボエ協奏曲 ニ短調「ベニスの愛」
演奏はバロック・オーボエによるターフェルムジークの演奏はなかなか良い。
by Schweizer_Musik | 2009-08-09 22:14 | 学生諸氏へ
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