「こうもり」のテルツェット
昨日で「スケーターズ・ワルツ」の編曲が終わったので、ヨハン・シュトラウスⅡ世の喜歌劇「こうもり」の第1幕からテルツェット(ロザリンデが夫の収監を悲しむふりをしながら舞踏会への期待をそれぞれに歌い上げるあの名場面)の編成アレンジにはいる。
これは何の創意も必要がなく、ほとんどが写譜の作業となるので、面倒くさい仕事なのでサッサと片付けようということである。
歌をまず写して、それからオケ・パートということになるが、テレビなどを見ながら結構朝から楽しんで進めている。曲が良いとこんなに楽しいものかと思う。写しているだけなのだが、なるほどこんなことがあったのかと、未だに私の楽譜の読みの浅さを痛感させられ、不勉強を反省させられているところである。
しかし、それがまた楽しい。人間とは知る楽しみというものがどうもあるようで、大して役に立たないこうした知識を得る楽しみが今日の活力となっている。
さあもう少しがんばろう。
by Schweizer_Musik | 2009-10-01 10:30 | 日々の出来事
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