ソナチネ、ついに完成
ソナチネの終楽章が出来上がる。Vivaceのロンドで、この楽章だけソナチネ・アルバム、ソナタ・アルバムの引用を行った。曲名はちょっとふざけて「ウォルフガング・アマデウス・クレメンティ」。
どれが入っているか、お楽しみ…である。他の楽章はそうしたことはしなかったけれど、ここではちょっとしたコラージュをしてみた。ロンドはそうした扱いに適した形式だからである。
全3楽章のソナチネを弾いてもたった5分足らず。久しぶりに徹底して三和音にこだわって書いてみた。7の和音までの使用で、平易な響きを心がけた。更に小さな手で弾くことを前提として七度以内にとどめて書いた。オクターブは出てこない。
短さも特徴だろう。基本的にはソナチネ・アルバムの範疇をあまり逸脱しないことというルールで書いたので、その形式で出来ている。でも結果的にではあるが、短いわりには結構難しいようで、私のテクニックではとても無理!だ(笑)。
こういう曲を書いている時は、常に津田さんの美しい響きが頭にある。ああいう音が欲しいのだけれど…。とりあえず、完成したので、今日はのんびりしよう!!

昨日と今日で完成したのは…

ソナチネ 第2番
第1楽章 うつり気なアレグロ
      2010年2月22日朝作曲
第2楽章 感傷的なアリア
      2010年2月22日夜〜23日朝作曲
第3楽章 ロンド「ウォルフガング・アマデウス・クレメンティ!?」
      2010年2月23日午後作曲
帰ったらいつものところにしばらく置いておくことにする。置き場所はこちらのNEWというフォルダの中にあるSONATINEという名前でI〜IIIを置いてある。帰還限定とさせていただき、一週間ほどで削除させていただく予定なので、聞いたいという方はお早めに…。

写真はアーレスハイム修道院の大聖堂の全景である。どの観光ガイドにこれは載っていないけれど、わざわざ行く価値あり!!だと思う
私は三度行った…。
ソナチネ、ついに完成_c0042908_111520.jpg

by Schweizer_Musik | 2010-02-23 17:00 | 新曲出来ました
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