景山昌太郎氏のドヴォルザーク
毎週通っている、芸大フィルハーモニアのモーニング・コンサート。今朝は尾高忠明氏の指揮でライネッケのフルート協奏曲とドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲である。
ソリストはいずれも芸大四年生の成績優秀者である。フルートは平田智子さんで、ヴァイオリン独奏は景山昌太郎さん。景山さんは、お父さんもヴァイオリニストで景山誠治氏である。



ライネッケの作品は、曲が退屈でちょっと精彩を欠くものだった。オーレル・ニコレの演奏したCDを持っているが、あれもつまらないと思ったけれど、今回もずいぶん豪華な演奏であったが、曲の退屈さを補うほどではなかった。
ドヴォルザークの作品は霊感に溢れた素晴らしい作品。ただ、なかなか実演で耳にする機会がなく、今回私は生ではじめて聞いた。すばらしい作品であり、景山氏のご子息はその素晴らしいテンペラメントでドヴォルザークを素晴らしく奏でていた。尾高忠明氏はさすがの指揮でオケはいつもながら見事なアンサンブルを聞かせている。まことに良い演奏会で、完全に病みつきとなってしまった。
来週は試験休みで出かけない予定だったが、これだけは行くことにしようと心に決めている。ちなみに来週は湯浅卓雄氏の指揮でマーラーの亡き子をしのぶ歌などが聞ける(はず…ちょっと記憶が…)。
昨日は完全にソールドアウト状態だった。いやこのクオリティでタダとなれば一杯になるのも仕方がない。開場を待つ長い長い行列に並びながら、宣伝を全くしていないこのコンサートの情報を皆どこから入手して来たのだろうと不思議に思った。コンバスのK先生をはじめ三名のコンバスがなかなか良い味を出していた。(おべっかではありませんよ!!)
これを聞いて、上野の森を散策し、学校に向かう。贅沢の極みである。

写真は何度も掲載したルツェルンのKKLの3階ロビーから見るルツェルン旧市街。風景が絵のように見える…。昔の日本の伝統的な造りを思い出すがこの軽やかさと美しさはどうだろう!!
c0042908_65935100.jpg

by Schweizer_Musik | 2010-06-04 06:59
<< シューマンのピアノ・ソナタ第1... ケンペ指揮で聞くシュトラウスの... >>