シェーンベルク編曲による室内楽版の皇帝円舞曲を聞く
作曲者 : STRAUSS, Johann II 1825-1899 オーストリア
曲名  : 皇帝円舞曲 "Kaiser-Walzer" Op.437 (1889) (シェーンベルク編曲)
演奏者 : ミシェル・ベロフ指揮 ミシェル・モラゲス(fl), ポール・メイエ(cl), ルイーズ・バセット(pf), アルデッティ弦楽四重奏団【アーヴィン・アルディッティ(vn),デイヴィッド・アルバーマン(vn), レヴァイン・アンドレイド(va), ローハン・デ・サラム(vc)】
CD番号 : Montaigne/MO782160



昔からこれは結構有名で、色々と出ているけれど、これは1989年の録音で、こちらでダウンロードして聞いたもの。
なかなか良い演奏で、今まで聞き逃していたのがちょっと残念に思うほど。オケの豪華な響きも良いけれど、こうした室内楽で聞く皇帝円舞曲もまたすっきりとした風通しの良い響きでなんとも良い感じだ。かつて名ピアニストとしてならしたミシェル・ベロフが指揮をしている。1990年頃に手の故障から復帰しているが、やはり1970年代の活躍からしたらちょっと寂しいところはあるし、まだ手の故障が癒えていない時期のものだけに、少し痛ましくもある。
が、音楽のすっきりとしたプロポーションに、かつてドビュッシーやメシアンで名演を聞かせた彼の演奏を彷彿とするところがあるようにも思えた。
現代ものではお馴染みのアルデッティ弦楽四重奏団とともにメイエなんて名前があり、こんなアンサンブルにも参加していたのだと、ちょっと嬉しかったりしている。
楽しい夕べである。
昨日、撤退を余儀なくされた編曲にとりかかり、大方の目処がたったので嬉しく思っている。小編成で編曲したものを通常編成にするというのは、意外に難しいものだと、今更ながらに痛感している。

写真はチューリッヒ湖畔の魅力的な古い町ラッパースヴィル。アルプス地域にないので、ここを訪れる日本人は滅多にいないようである。いつ行っても日本人に出会わないところ。でもヨーロッパでは結構知られた有名な観光地である。
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by Schweizer_Musik | 2010-06-09 21:23 | CD試聴記
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