東京シンフォニエッタの定期コンサートに出かけた part 2
昨日は東京シンフォニエッタの演奏会に出かけた。大変意欲的で良いコンサートであった。湯浅譲二氏の最近作をはじめヴァレーズの「オクタンドル」、湯浅譲二氏のお弟子さんの今井智景(いまいちかげ)さんの作品などを聞いたが、どれも大変優れた作品であるのは当然としても、板倉先生の指揮する東京シンフォニエッタの精密な演奏によって、作品が輝いていた。
やはりこの水準を目指さなくては話にならないのだ。「ノイエムジカはまだまだヒヨッコだ」と、聞いた後、ノイエムジカ代表の高橋くんや事務局のN君たちと話し合った。
昨日はホルンの御大である小谷君と合流し、5月のコンサートのことなども話し合った。プーランクの六重奏曲とイベールの木管五重奏のための3つの小品、私のメタモルフェシスとドビュッシーなどのフランス近代のポピュラーな作品をアレンジしたものをやろうということにした。
ドビュッシーの月の光を11人編成用に編曲してみたもの(まだ途中だけれど)を聞かせてみたが、好評なのでそれを進めてみようと思っている。
津田さんからもプーランクの準備をはじめたとの話を伺っていて、少しずつ話が進み始めている。
今日はこのあとレッスンをした後、NHK交響楽団の演奏会に出かける。月の光の編曲は今日か明日までには出来上がるだろう。出来上がったらまた私のHPで公開するのでお楽しみに…。

写真はフランスではないけれど、フランス語を話すエリアからということで、ジュネーヴの街角の風景から…。
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by Schweizer_Musik | 2010-12-11 08:24 | コンサートの感想
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