ハイドンのヴァイオリン・ソナタをスターレクの演奏で聞く
作曲者 : HAYDN, Franz Joseph 1732-1809 オーストリア
曲名  : ヴァイオリン・ソナタ ト長調 Hob.XV-32
演奏者 : スティーヴン・スターリク(vn), リサ・ブーシュ(pf)
CD番号 : ORION/77471 83111 2 2



いつ頃の録音かわからないけれど、雑音ものっていて、そう多くの人にお薦めできる代物ではないが、この曲はこの演奏でしか知らない。
スターリクはクレバースのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のコンマスの前任者であった。いくつかある彼のソロ・アルバムの中の一枚で、サン=サーンスの「序奏とロンド・カプリチオーソ」なんていうのもこのCDにはおさめられているが、私はこの少々マイナーなハイドンの作品の演奏がとても気に入った。
スターリクは、結局コンセルトヘボウ管の頃が全盛期だったのて゛はと思わないでもない。ショルティと組んでのマーラーの4番の交響曲など、素晴らしい出来映えだったし、フィストラーリの「白鳥の湖」もスターリクソロがあってこその名演であった。
この曲の古典的でキリリと引き締まった世界は、この演奏のようなしっかりとしたフォームの演奏でこそ聞き映えのするものだと思う。
録音がいまひとつなので、広くお薦めするのはちょっと気ひけるけれど、ハイドンのこの作品をそうそう聞けないのだから、やはり貴重なことは貴重な一枚であり続けている。
しかし、
もうちょっと丁寧な復刻をしてもらいたいものだ。こんな雑な仕事ではホントに困る!!
写真はルツェルンのイエズス教会の天井に描かれた絵。
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by Schweizer_Musik | 2011-01-12 00:50 | CD試聴記
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