今日は…
今日は、1曲、編曲の手直しをし、無伴奏の作曲を少しして一日が終わる。編曲の手直しは、調性を変えるというもので、オケものであるが歌が入るので、その歌が四度上の調性でと希望していると、編曲が終わってから言ってきたものだから、そうなってしまった。私の方は何も言って来ないので、原曲のママで良いものと判断して手がけたものだが、それならば早く言ってくれないと…などとブツブツ言いながら、結構手間がかかった。
コンピューターで一発で移調できるでしょと言う人は、編曲なんてしたことがないのだ。四度も変えるとバランスは全く違ってしまうので、結局全部書き直すのと同じなのである。
これに半日かかり、後昼寝をしてから無伴奏を少しやって、終了である。
赤い靴も、ちょっとメロディーを記憶で書いていたため、間違いがあったりしたので、それを直したりして、細かな調整をしたので、先日、写譜屋のN君にわたしたものからまたちょっと変わってしまった。まぁ、明後日あたりに会うので、その時で良いだろう。
夕食後はリヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」をカール・ベーム指揮で聞き、ヘッツェルのヴァイオリンを懐かしく聞いていた。
この正月は落語などもよく聞いて楽しんだ。立川 志らくの「文七元結」や志ん生の「唐茄子屋政談」などをなんども聞いたりしていたが、今日はリヒャルト・シュトラウスの後は久しぶりに思い出して桂枝雀の「饅頭こわい」や「犬」などをYoutubeで見たりした。彼が生きていたら…とつくづく思う。亡くなってもう12年あまり。上方落語の愛好家としては、なんとも残念な話である。
今、「地獄八景亡者戯」を見ている。まさか彼が地獄に行っているなどとは思わないけれど、その話芸の見事さを心から堪能した。
明日は、また仕事である。「おかあさんの手」に本格的にかかろうと思う。先日、大阪でやりかけていたのだけれど、どうも気に入らないので、少し間をおいてやり直そうと思っていたのだけれど、昨日あたりから、シンプルにすることで、色々なことが解決するような気がして、アイデアが固まってきたので、そろそろ再開することにしようと思う。
明後日から学校がはじまる。また忙しくなるが、学生たちの一年の集大成の時期である。しっかりやらないと…と気を引き締めていかないとと思う。

写真は先日、雪が激しく降る様子を実家の私の部屋から撮った一枚。この鎌倉では滅多に雪は降らないけれど、このところ日本海側や東北では雪が続いているとのこと。私の実家あたりでも寒い日が続いていることだろう。穴蔵のような私の部屋でそんなことを思っていた。
今日は…_c0042908_0343265.jpg

by Schweizer_Musik | 2012-01-10 00:34 | 日々の出来事
<< モーツァルトのピアノ・ソナタ第... ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第... >>