剣客商売を見ていた・・・
朝からスカパー!で楽しみにしていた剣客商売を見ていた。今日は第1シリーズの4回目で「老中暗殺」であった。原作では第一巻の最後にあたるもので、渡部篤郎が秋山大治郎役で出ていたシリーズの中でも最もできの良いものだと思う。原作と随分異なり、原作に親しんできた私にとってはちょっと「ン?」という所も無きにしもあらずだが・・・。
脚色は老中田沼意次とその娘である佐々木三冬の親子の情を中心に描かれているのは原作の通りだが、脇役の配置がちょっと違い、脚色の色合いも少し濃いように思った。
しかし、良いドラマだ。単なる勧善懲悪のドラマはすぐに飽きるが、時代背景とその時代の風俗を克明に描いたドラマは見応えがある。
池波正太郎の原作がやはり良いのだろう。藤田まことの秋山小兵衛の前のシリーズも見ているので、私としては微妙な演出の違いもまた楽しい。
DVDも出ているそうだが、買おうかどうか迷っている。が、スカパー!で全部やってくれるならそれを録画してDVDにすれば良いと思い直した。ビデオデッキで録画しても滅多に見ないものが多いが、これは楽しみに見ている。
by Schweizer_Musik | 2005-10-16 09:59 | 日々の出来事
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