疲れました・・・一日授業でした。
久しぶりの授業で(それも朝九時半から午後四時まで昼食40分を挟んでぶっ通しというのは、もの凄く疲れた。声が枯れ果ててしまい、最後の方は声がガラガラででなくて困ってしまった。(普段から良い声ではないので、大した変化は無かったかも知れないが…)
管弦打楽器学科の学生が大半のアンサンブル作曲の授業だが、30人ほどの学生たちが、よく聞いていたものだ。
今日は、朝からアカデミーの一年生、午後はアカデミーの二年生であった。午前中はピアノとそれぞれの専門楽器とのデュオを書くということで、主にピアノについて話す。と言って、作曲が専門の学生たちでないので、内部奏法や、プリペアドなどはやっていないが…、モーツァルトのピアノ・ソナタがアリア、室内楽、そしてオーケストラ作品と大体三つに分類できる話をして、それをピアノで弾いて聞かせ、代用楽器として発展していった過程から、突然変異的にショパンという、代用楽器でないピアノの作家が生まれた話、そして近代の作曲家たちの音楽について説明し、ドビュッシーあたりまで例として弾いて(実に下手なピアノで)聞かせた。
ピアノと倍音の話をしながら、ローインターバル・リミットについて説明し、ロマン派のピアノ、特に今回は和音を連打する書法を中心に説明した。来週は分散和音の形を説明する予定である。
午後は、もう一年、私の授業を受けてきた学生たちなので、ペンタトニックかにヘクサトニック、モード書法などを説明。
もののけ姫を例にあげてこれを説明したのだが、最初は四音で書かれ、前半の最後で五音になり、サビで六音へ、そしてサビの終わりで七音がそろうという書き方で、久石という作曲家が実は大変クレバーなのだということを説明。
こうしたことから無調、十二音などまでその内説明して、書かせようかと実は虎視眈々といったところである。でもできるかなぁ・・・。
こんな話の後、金管五重奏、木管五重奏について楽器の音域、性格などをあげながら説明。来週はそれらの実例を聞かせよう。
by Schweizer_Musik | 2006-04-14 20:39 | 授業のための覚え書き
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