細川俊夫氏のピアノ協奏曲初演!
現代の作曲家の中でも私が最も高く評価し、尊敬する細川俊夫氏のピアノ協奏曲がモーツァルト生誕250年の記念行事作品として、北ドイツのハンブルクで世界初演されたそうだ。児玉桃さんのピアノ、そしてN響でもよく知られた準メルクルの指揮する北ドイツ放送交響楽団による演奏であったという。8日にリューベック、9日にはキールでも演奏されたそうで、ぜひ聞く機会があればと思う。
室内楽でのあの精緻で創意に満ちた世界は、果てしない広がりを感じさせるもので、それがピアノ協奏曲という枠組みの中で、細川氏がどういう世界を描いたのか、ぜひ知りたいと思う。
2006年の「モーツァルト・イヤー」に合わせて、世界の五人の作曲家に北ドイツ放送響が委嘱した作品の一つであり、我が国の唯一の作品であるそうな。細川俊夫氏曰く「「月夜に開花するハスの花が夢にまどろみ、夢の中にモーツァルト音楽へのあこがれが託される」だそうだ。
初演ではブラボーの嵐だったと伝えられるが、ああ聞きたい!!
by Schweizer_Musik | 2006-04-17 02:33 | 音楽時事
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