曲が完成した。
一応曲が完成した。どうも一日こもってやっていると、何が良いのか悪いのかの判断がつかなくなってしまうようだ。
期間限定で曲を公開しようと思う。どうも構成が散文的で今ひとつしっくり来ないし、色々と直すべきところはある。がこれはこの辺でけりをつけようと思う。
曲名は「風の記憶」

書き始めた時のメモから

テーマは風(WIND)。日本の風景をテーマとする。
編成の特徴を生かしたオーケストレーションをすること。
弦が各一名であるから、ダイナミックレンジはある程度限定される。
したがって、室内楽的な発想が必要。
特殊な奏法は排除し、親しみやすい響きを心がける。11の和音と4度構成の和音に積極的使用。

作曲のイメージのもととなる詩

風景

風が吹いている
故郷の川に、故郷の山に…
久しぶりに帰った私の頬を風が優しくなでてゆく

古い神社の大きな楠の梢を風が揺らしている。
青々とした空を風が吹きすぎていく。

田圃の稲穂をざわめかせる風は、
傷ついた私の心を慰め、癒してくれる。

風が光と交わって、風景となり、心に染みこんでくる。

mp3のファイルです。音はフィナーレの打ち込みそのままですので演奏は今ひとつかも。でも以前より随分よくなっていますよ!

2006年12月15日までの期間限定公開です。生ものですのでお早めに!

2006年12月17日追記
公開期間終了につき作品のデータを削除しました。数多くのご意見、ご感想、ありがとうございました。
by Schweizer_Musik | 2006-12-12 00:11 | 日々の出来事
<< フィギアスケートを見ていた 一日、作曲をする >>