日曜日は休み〜
一日作曲を休んで、ダラダラと音楽を聞いて過ごす。正月からこちら、会員?になりながら長くほったらかしにしていたナクソス・ライブラリーをふと思い出して聞き始めたばかりに、シャンドスや話題のProfilレーベルなどの加入で充実していることもあり、ついつい填ってしまった。
音楽好きにはこのナクソス・ライブラリーはお薦めだ。(私はナクソスの回し者ではありません、悪しからず…)よしさんが言うように、本当に凄い量の音楽ソフトを
今日聞いたのはジュリーニ指揮バイエルン放送交響楽団の1978年の公演からブラームスの交響曲第1番、ハイドンの「驚愕」そしてラヴェルの「マ・メール・ロワ」、デイヴィス指揮ドレスデン・シュターツカペレによるエルガーの交響曲第1番とベルリオーズの「リア王」序曲(これが凄い名演!)やチェルカスキーとルドルフ・ケンペ指揮ロイヤル・フィルによるショパンのピアノ協奏曲第2番(昔、リーダース・ダイジェストから出ていたもの)、ギュンター・ヴァントの指揮するケルン放送交響楽団とエミール・ギレリスが共演したベートーヴェンの「皇帝」(これは興奮したなぁ・・・凄い演奏だった!)などを聞く。
でも一番面白かったのは、ドヴォルザークのミサ曲ニ長調のオケ版とオルガン版の2種類を聞き比べたことだ。この美しい作品は第7交響曲と第8交響曲の間に書かれた円熟のドヴォルザークの傑作であるわりには、あまり演奏されないし、CDもあまないのはもったいないことだ。というより、ドヴォルザークという作曲家は3曲ほどの交響曲とスラブ舞曲、チェロ協奏曲程度しか聞かれず、音楽に詳しい人でもスタバト・マーテルやレクイエムぐらいではないだろうか。でもそれではこの作曲家の美点の半分も味わったことにならない。室内楽とともに声楽作品はぜひ味わうべきだ。このミサ曲はその筆頭であろう。
しかし、ポリャンスキーの指揮するオケ版のミサ曲と、ゲルト・グーグルホール指揮ミュンヘン・オルフェウス合唱団(と思われるが、表記は4人の声楽家とオルガニスト1人だけの名前があるだけだった)の歌うオルガン伴奏版は全く別の曲だ!!しかし、どちらもなんと美しいのだろう!これは聞き逃してはならない!
一日音楽を聞いて過ごしてエネルギーを充填した。良い休みだった。
by Schweizer_Musik | 2007-01-07 23:50 | ナクソスのHPで聞いた録音
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