散歩の後、ガーディナーのマタイを聞く
散歩の後、ガーディナーのマタイを聞く_c0042908_2011447.jpgお昼前に娘がやって来て、ピアノを練習してついでに昼食を一緒に食べる。メニューは特製のペペロンチーニである(笑)。仕事のことなどを話してから娘は近くのマンションに帰り、私はいつもの天神山へ散歩に出かけ、1時間半ほど散策して帰って、一風呂浴びてから昼寝…。今、起き出して朝から書いていた作品の続きを少しやって(今日は飲んでいないので…)、今日の仕事はおしまいとした。
この辺りは自由業の特権である。雇われているのならこんなことは絶対に出来ない相談であろう。

聞く音楽は何にしようかと考えて、バッハのマタイ受難曲を聞くことにした。ガーディナーの演奏はどんなものか…。今第1部を聞き始めたところ。素晴らしい演奏だ。もう10種類以上もマタイ受難曲を持っているけれど、どれが良かったかなんてなかなか言えない。さすがにこれほどの傑作を録音するほどの音楽家なら、大体一流に決まっているし、曲が曲だけに、力こぶの入った演奏ばかりで、古いメンゲルベルクはさすがについて行けないところもあるが、カール・リヒターの新旧録音をはじめ、ミャンヒンガー(これが私のマタイ事始め…だった)カラヤン、クレンペラーなどの大編成オケの演奏から、コルボの録音(結構気に入っている)やアーノンクール、リリング(解説書を持っているので…)などから鈴木雅明等々…。
他にもあったはずだが、思い出せない。
さて、このガーディナーの録音。レポートするには曲が曲だけに簡単にはいかないが、凄い演奏だということだけは確かだ。エヴァンゲリストのアンソニー・ロルフ・ジョンソンもなかなか良い。エルンスト・ヘフリガーが…などと無い物ねだりしてけなすほど私は下品ではない。
それに合唱も上手い。さすがにプロの合唱で聞くマタイは安心感がある。難しい作品であるだけに、立ち向かうには大変すぎるのかも…。
まぁ、じっくり聞こう。ヨハネ受難曲にロ短調ミサ、クリスマス・オラトリオと人類の宝がまだまだ待っている。レポートはその内…。しかし良い演奏だ。
散歩の後、ガーディナーのマタイを聞く_c0042908_20125240.jpg

by Schweizer_Musik | 2008-06-17 20:13 | 日々の出来事
<< 今朝は不毛な時間を過ごしてしま... 朝から作曲。お昼なのでそろそろ... >>