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悲しい週末…
ああ…
せっかく美味しい香味野菜とマグロの胡麻醤油和えを作ったのだ。食材に今日は凝った。凝りまくったのに、女房に胡麻はどこ?と聞いて、出してきたものを素直に使って作ったら、何やら変な臭いがする。胡麻は生活クラブの良いものだと女房は自慢していたので、そのまま使う。不安・・・。前にも食べて、何日か食中毒みたいになったことがあったが、あの時の悪夢が蘇ってきた。
で、賞味期限を見て驚く。2002年2月の製造で、2003年2月までの賞味期限・・・。なんと!私が確認しなかったのがいけないのです。はい・・・。味見で食べているうちに気持ちがわるくなってしまった。ああ絶望的。美味しいマグロも美味しい鰯もゴミ箱に直行。悲しすぎる。今日の夕飯、私は気分が悪いのでやめた。女房や娘は昨日私が作った肉じゃがを食べている。悲しすぎる・・・。
by Schweizer_Musik | 2006-06-30 20:29 | 日々の出来事
シメ鯖の作り方
簡単なので、みんな作ってみましょう!生きの良い鯖、鯖は鮮度が命です!!

三枚におろしたらまず塩!
たっぷりたっぷりまぶして(まぶし塩と言うらしい)、皿でも何でもいいのですが傾けておいておきます。これで大きいものだったら1時間半程度、小さければ1時間。
たっぷり水が出てくると塩をさっと洗います。洗いすぎに注意。こびりついている鯖から出た水とまぶし塩を落とせばOKです。
ここで腹骨、血合い骨をしっかり取っておきます。
で、割り酢に漬けます。
割り酢は酢(米酢か穀物酢でいいです。黒酢とか高いものを使う必要はありません)をカップ1に水1。砂糖を大さじ1(鯖が浸かる程度)に昆布を5センチほど切っていれて作り、ここに鯖をしっかりと漬け込みましょう。
これで1時間ほど冷蔵庫へ。
で、酢からあげたら、ザルにとって酢を軽く切ります。そしてまた冷蔵庫で二時間ほど。最後に皮をとって、出来上がりです。
切って食べましょう。(まさかかぶりつく奴もいないでしょうが…)
別に難しくないでしょう?鯖を三枚におろせない?魚屋さんに頼めばやってくれますよ、きっと…。
by Schweizer_Musik | 2006-06-30 07:51 | 日々の出来事
メンデルスゾーンの第1番の名演!
今日は音楽を聞く日だ。メンデルスゾーンの第1番の交響曲を聞く。ハイティンクの指揮だ。とてもすっきりしたサウンド。過不足のない響きというのはこういう演奏をいうのだろう。ピッチもやはりこれでないと!これを聞いてからジギスヴァルト・クイケンの指揮する録音を聞いたら微妙なピッチの低さが気になって仕方がなかった。慣れればなんということがないのだろうが、こうして比較試聴すると結構微妙にふらついていることがわかる。
オケはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でないのは残念と言えばそうなのだが、この時代からハイティンクはロンドン・フィルと密接な関係を築いていた。確かこの録音の前後でロンドン・フィルの首席指揮者になっていたはずだ。
しかし、この前に聞いたウェーバーの交響曲といい、このメンデルスゾーンの一番と言い、ベートーヴェン存命の頃の作品である。メンデルスゾーンのこの曲はわずか15才の少年の作品なのだ。何という!!
第2楽章の叙情の深さなど、もう円熟した作曲家の手になるものとしか思えない。彼は人の倍以上のスピードで成熟していたに違いない。
ハイティンクの指揮は「何も足さない、何も引かない」の典型だ。それでいて胸に浸みてくる。どこかモーツァルトの哀感に通じる美しさをこの作品に感じる。「プラハ」の第2楽章を思い浮かべていた。あの痛切な絶望が、朗らかな笑いの中に昇華する瞬間が、この曲の中にある。
メンデルスゾーンは幸福で、全く不幸を知らなかったから、明るいサロン風の、ただの抒情的な風景画家であるかのような評価をする向きもある。この作品の後六年たって書いた序曲「フィンガルの洞窟」を聞けば、確かに画家でも第一級のものであったとは思う。しかしそれだけでは正しくない。彼は人の心の襞に分け入っていく本物の音楽を書いた人でもあったのだ。
うそだと思ったら、ぜひに虚心坦懐に聞いてほしい。ぜひこのハイティンクの演奏で…。
by Schweizer_Musik | 2006-06-30 00:16 | CD試聴記
サヴァリッシュのウェーバーの交響曲 *****(特薦)
ウェーバーの交響曲を聞いていた。忌々しい独唱のおかげてオーマンディの第九でちょっと不完全燃焼をしてしまったからだ。
ウェーバーの交響曲と言えば、滅多に録音がない名作の一つだ。確かに若書きではあるが、第1番、第2番共に傑作だと思う。この2作が話題にならないのてはただ、歌劇「魔弾の射手」のあまりの大きな成果の前に、みんな目がくらんでしまうからに違いない。)
大分前にホルスト・シュタインの録音があったけれど第2番はなかった。それよりも古い録音だったと思うが、クレメンス・クラウスの指揮でも聞いたことがあった。これもなかなかに良い演奏でよかったが、オケが非力な印象だけが残っている。
2曲そろっての録音はなかなかなかったのだが、CD時代はじめにサヴァリッシュがバイエルン放送交響楽団とオルフェオに規範となるべき名演を残してくれたことを感謝したい。
1806年から1807年にかけて、20才そこそこの青年がこんな曲を書いていたとはもう驚き以外にない!完全なロマン派の音楽であり、彼がドイツ・ロマン派のはじめに位置することをこのCDほど強烈に印象づけられることはないのではないか。
サヴァリッシュの指揮は好調だ。テンポもぴたりと決まっている。無用なディナーミクの強調や、歌い回しでこれ見よがしのところは皆無。ああ安心して聞ける指揮者!これでなくてはスタンダードは作れません!!
木管を使いまくるオーケストレーションは、時代が30年ほど間違っているのではと思わせられるほどで、弦が活躍する(あるいは弦だけが主役)というスタイルから一歩も二歩も進んだウェーバーの革新性が味わえる。特に第2番なんて百年後を予感させるとも言える。この大切な木管が、蛇つかんもたついたりするところも無きにしもあらずだが、やはりバイエルン放送交響楽団!一流の味は出ている。オルフェオの録音も良い。
NHK交響楽団で私にもなじみ深いこの名指揮者も、あまり高く評価されないのは不思議だ。名プロデューサーのウォルター・レッグがぜひにと契約を持ちかけたという話もどこかで読んだ記憶があるが、もっと高く評価されてもいいのではないだろうか?
まぁ、彼の解釈が常識的すぎるのかもしれない。でも私のような人間には、突飛な解釈で売ろうなどという山師的根性の方が低く見える(聞こえる)。如何だろうか。ハイティンクなどがわからん耳のあまりおよろしくない評論家先生も、NHKに媚びを売るために演奏会評でテキトーに褒めておいて、レコード、CD批評でこき下ろすというのは、どうもなぁ・・・。
そんな話はともかく、このCDも次第に入手困難なものとなっているようで、さっぱり見かけなくなってしまった。ロマン派の音楽を愛するならば、ぜひ手元に置いておかなくては!大推薦です!!

ORFEO/C 091 841 A
by Schweizer_Musik | 2006-06-29 23:37 | CD試聴記
ぶちこわしの独唱者たち…、ああ残念
オーマンディの指揮したベートーヴェンの第9を久しぶりに聞く。やっぱり良い演奏だ。多少、スコアに手を加えているのではないかと思うほどバランスが良い。終楽章の冒頭がこんなに良い響きだったのかと信じられないほど!
身振りが大きく、オーマンディもかなり入れ込んでいる様子で第1楽章から全く弛緩するところなどなく、全体にやや速めのテンポで集中した見事な演奏だ。アンサンブルが見事なのは言うまでもない。なんと言っても天下の名器フィラデルフィア管弦楽団の全盛期なのだ。
私の持っているCDはかなりノイズが多めで、聞く時はかるくイコライザーをかけている。しかし、細部の解像度はさすがとも言うべきである。
オケは最高の出来だ。ジョージ・セルやカラヤンのフィルハーモニアや最初のグラモフォン録音の輝かしさと通じる面がある。合唱も問題ない。モルモン教団もがんばっている。ただ独唱が私には気にくわなかった。ただの一人も…。声が良くないとかいう問題だけでなく、音楽の緊張感も何も彼らにはわかっていないみたいで、腹立たしい限り。これでは画竜点睛を欠くと言われても仕方ない。
まず私の逆鱗に触れたのはバリトンである。頭のレチタティーヴォをあんなに音を引き延ばしたりして何を考えているのだと思う。リズムを有る程度自由に動かしても良いが、これでは音楽の緊張感が二流のオペラ公演に成り下がってしまう。音程もフラットでとても一流の演奏家とは思えず、学生さんの発表会レベルだ。
合唱の先導で四重唱となると、ソプラノも声の艶やかさを欠く。細い声でがなりたてるのは、まぁ一生懸命だということにしておこう。音程が大体決まっているだけましだ。しかし、どうして男声からはじまる部分であんなにテンポを落とすのか?オーマンディの解釈だとしたら、私は全く理解に苦しむ。
テノールのトルコ行進曲の部分はまずまずで人心地つく。ただ、ここはかなりゆったりと始まるのだがテノールは少し前に突っ込み気味でテンポを保てない様子だ。オーマンディは全く動じずつけている。続くオケだけの展開は誠に見事。こうしたところでテンポを不用意に動かすことなど全くないオーマンディだけに、この為体は独唱者のせいではないかと推理する次第だ。
エンディングも独唱がいなければ最高の演奏だった。この素晴らしいオケと優秀な合唱に対して、まさにぶちこわしの独唱者たちだ。ああもったいない。こんな二流以下の独唱者をオーマンディにあてるなど、米コロンビアはこの録音を売る気など全くなかったのだろうか?

SONY-Classical/SRCR 1504
by Schweizer_Musik | 2006-06-29 22:14 | CD試聴記
木曜日恒例の料理の時間・・・
木曜日の恒例となった散歩+買い物に行ってきた。良い型の鯖が2尾で300円で売っていたので、購入。ついで立派な新ジャガイモが出ていたので、それととなりにいた立派なタマネギを見てしまったので、つい購入。これに牛肉を300グラム(300円で〜す)を購入し、帰りがけにシラタキとニンジンを購入する。鯖はシメ鯖だが、他を足すと何でしょう?
正解は肉じゃがです。

ところで肉じゃがには「しっかり肉じゃが」と「煮くずれ肉じゃが」の二つの派閥があるのだが、ご存じだろうか?作り方がちょっとだけ違うし、「しっかり肉じゃが」はメークインなどの煮くずれしにくいものが良い。で、私は後者の「煮くずれ肉じゃが」派に属しているので、後者を作る。
まず鍋に油をひいて湯がいたシラタキの水を切って炒める。こんにゃくは独特の臭みを最初に湯がいて抜き、油で炒めて味が浸みるようにしておく必要がある。これ第1のポイント。
続いて肉を入れて軽くほぐしたらタマネギ、ニンジン、ジャガイモ(これも皮をむいてから水にしばらくつけておいて余分なデンプンを洗っておくこと)を入れて油を回しておく。
そして水を入れる。あっ、出汁ではないの?という人がいるだろうが、出汁はいらない。十分野菜から出汁がでてくる。
で、砂糖と酒、みりんをいれてジャガイモがかるく串で突き刺せるほどまで煮込む。(アクを丹念にとりましょう!)
ジャガイモがやわらかくなったら、醤油をいれてもう少し煮込んで、火を止める。そしてそのまま冷ます。これでジャガイモに味がしっかり染みこむ。美味いぞ〜。
肉じゃがを作りながら、鯖の処理もしていたので、火を止めて肉じゃがの良い香りの中、塩でしめたばかりの鯖がきれいに血合い骨を抜かれて割り酢に浸かり、冷蔵庫に入っていったのであった。
シメ鯖もあと1時間ほどで完成だ。この手際の良さ…(全く自画自賛、恥ずかし!)
by Schweizer_Musik | 2006-06-29 15:19 | 日々の出来事
昨日は水曜日〜
超多忙の水曜日が終わり、昨日は帰ってもう風呂にも入らずそのままぐっすりであった。
一限目の現代音楽ではモードの話。ドビュッシーのノクチェルヌの「祭り」を結構おおまじめに取り組む。ドリア旋法のメロディーを変えずに主音を5度下に設定すると同じメロディーがミクソリディアとなるなど、いわゆる技の部分を説明しつつ(こんなん当たり前の話なのだが、全音音階になったりドリアに戻ったり。第2テーマのマーチ風のメロディーが発展してクライマックスで第1テーマと第2テーマが同時に鳴り響くあたりのドビュッシーの立体的な作品構造(よくやる方法なのだが)を説明。オーケストレーションもコンパクトなスコアながら、三管編成のお手本のようなスコアだということを話す。一限目はまた体力があるのでがんばれる!!
来週は本丸の前奏曲集をやる予定。あれは大変なのだ!!

二限目ではデザンクロのサクソフォン四重奏曲を分析。第1、第2楽章を分析。何故第3楽章がないのか。時間切れだっただけ…。
しかし、ミューレのために書かれたからとはいえ、こんなハイ・トーンの連続では奏者はずいぶん疲れるだろうなぁ。学生たちには教えていながら、こんな音は書いては駄目だなどと矛盾したことを平気で言い、デザンクロだから許されるのだ。君たちも偉くなってから書けなどと言い放つという暴挙に出てこの時間を終える。
例によって休みが一限分はいるので、そこで報告書などを書き、続けて本科生の現代音楽の授業。アラビア風の音階を教え、イベールの「寄港地」の第2曲「チュニス〜ネフタ」を分析(するほどのこともないのだが)をする。
で、ドビュッシーのノクチェルヌの楽譜を見せて、どういう音階を使っているかを尋ねたら、なんと答えられない。で、続けてドビュッシーの「グラナダの夕暮れ」を分析する予定だったのだがそれを変更して、音階について再度説明。一度聞いたらしっかり憶えるのだぞ、学生たちよ!!(と言いながら、学生たちに説明したが理解し憶えたかを確認せずにいた自分に反省・・・ごめんなさい)
来週はフォーレかサティのソクラテスでもやろうか?思案のしどころである。
最後の五限、六限はアレンジの授業。今日も弦楽器の説明である。ヴァイオリンの学生(実際には専攻はビオラなのだが)に来てもらって楽器をならしてもらいながら、構造や奏法について説明。こういうことができるのがこの学校の良さだ。そしてアレンジした譜面をすぐに音にすることができる。一年もすれば、楽譜を書くのに素人だった学生も、まぁなんとか使える程度のアレンジができるようになるのも、こうして音を実際に出せるからである。
実際に音を出すと言っても、コンピューターで最近はかなりできるようになっているので、それで十分だというアホもかつてはずいぶんいた。今もちょっとは生き残っているのかも知れないが(我が校の話)そういう仮想(バーチャル)と現実し全く違うということも、かなり浸透して来たようだ。でも時々、うちの先生、生音にこだわっていて大変だ、なんて話が出る。そういう話を私にしたらどうなるか、学生たちも大分わかってきたみたいだ・・・(笑)。
この音だししながらの説明で盛り上がってしまい、作品制作がほとんど進まず、ちょっと反省。
終わってから専攻実技のレッスン(簡単に言えば作曲のレッスン)を一人やって(この子もほとんど作曲をはじめてしたのだが、なんとかかわいい曲を作れるようになってきた。本人はまだできるようになってきたという実感がなさそうだけれど)
終わって報告を書いて、欠席の台帳に出席簿を写し終了。もの凄く疲れた!!
by Schweizer_Musik | 2006-06-29 08:21 | 授業のための覚え書き
今日の料理…卵焼き
今日は学生がいきなり曲を仕上げて持ってきたので、かなりレッスンが手間取る。しかし、こんなことで苦労させられるのは嬉しい限り。一生懸命レッスンする。
現在授業でモードをやっているので、そのモードを使っての作品である。増二度を含むアラビア調で、ちょっと笑ってしまったが、それでも努力は買おう。なんと言っても一週間で100小節程度の作品を書いて来たのだから。
他は、お茶を濁すだけの輩が多く、時間の無駄。しっかりせよ!
終わって、明日の授業の準備をしてから帰宅。
帰るとまだ女房殿は帰宅していない。ということで急いでご飯を炊き、簡単スピード・メニューの中から卵焼きを作る。
3人分なので(一人は二人分食べるので実質四人分)卵を6個、ボールに割って軽く溶き、出汁を半カップにちょっと足りない程度にみりんを大さじ1、塩小さじ1、おろし生姜を大さじ2程度入れて、そこに細かく刻んだネギをたっぷりいれて(大体軽く半束ほど)合わせる。
次いでフライパンに桜エビを入れて炒める(油はこの時はいらない)。しっかりと炒めて赤黒くなり、香ばしい匂いが出てきたらサラダ油を大さじ2入れて、油を全体にまわしたら(桜エビに油をつけるのではない、フライパンにである)先ほど溶いた卵(+出汁+ネギ)をフライパンの桜エビの上から流し入れ、弱火で軽くかき混ぜる。
後はゆっくり出来上がるのを待つだけ。但し難関が次に控えている。ひっくり返さなくてはならないのだ。
今日は、大失敗。二つに分かれてしまった…(泣)。
とりあえず焼けたら、軽く醤油を塗る。醤油の香ばしさをつけるだけだ。一杯たけてはいけない。
で、これをピザのように切って、おろしポン酢で頂く。実に美味い。ひっくり返すを失敗したが、味は変わらない(負け惜しみ…)。明日の夕食にいかが?結構ボリュームもあって、あとはブロッコリーでも湯がいて合わせれば、十分ですよ。しかし、ひっくり返すのが…。くやしい!!
さて、明日の準備をしよう。
by Schweizer_Musik | 2006-06-27 20:45
鯵のタタキ
高〜い鯵を買ってきた。安いと思いこんで買って、お金を払う時にビックリ。今、鯵は高いようだ。
その高い鯵をタタキにした。ネギとミョウガと生姜(残っていた新生姜を使う)と大葉を細かく刻んで薬味を作る。
次いで、鯵を三枚におろして皮をはいで、更に小骨を抜いた(こいつが面倒くさいので、ついつい買うのをためらうのだが…)鯵を小さく切って先ほどの薬味をのせて、そこに醤油に少量の酒と秘伝の◎×△を入れたタレを少しかけて包丁でなじませるようにたたく。
なめろうにならないよう、叩きすぎに注意。
これで完成である。さすがに美味い。自分の料理の腕にほれぼれする。(実はそんなものてはないのだが…笑)
ご飯を平行して炊いて、ブロッコリーを湯がいて今日の夕食となる。豊かな食事を今日もありがとう!神に感謝である。
by Schweizer_Musik | 2006-06-26 19:07 | 日々の出来事
バッハの無伴奏色々
ロストロポーヴィッチ氏がチェロ演奏から引退をしたそうだが、彼はバッハの無伴奏チェロ組曲をレパートリーとしながら、長い間録音をためらい、1980年代に入ってようやくCDを出した。私はその録音を聞いて、残念ながら彼がすでにこの作品を演奏する精神的・肉体的充実を維持していなかったのではないかと思われる。
若いとこの曲は無理なのか?私には何故ロストロポーヴィッチ氏がこの曲を長い間、何度も録音の噂が出ながら、結局、老齢となるまで録音しなかったのか、未だによくわからない。
まぁ、本人の問題なのだろうが、若ければ若いなりのバッハ像がある筈だと思う。

私は1958年にジュネーヴで録音したフルニエの演奏がとても好きだ。とは言え、これも50才を超えての演奏。その2年後に録音したアルヒーフ盤はカザルスと並ぶ名盤と言われているわけで、こちらの方が有名だ。
ちなみにカザルスの名盤も、実はカザルス60才を超えての録音である。やっぱり若者には無理?そういえば、私の好きなナヴァラも無伴奏チェロ組曲は66才になって録音している。やっぱり…。
そんなことを思っていると、トルトゥイエがいた。彼は1960年というから45才頃にこの曲を録音している。、ちょっと安心?
実は、私がこの曲をはじめて聞いた演奏は、モーリス・ジャンドロンのものだった。彼のボウイングは個性的であったが、はじめて聞いた耳にはそんなことなどわからず、結局それがすり込まれてしまい、あの流麗な演奏に惹かれるものを今も感じている。
そのジャンドロンの演奏も44才の頃の録音だ。40代でも録音されているのだ。
最近、アンナー・ビルスマの映像が何度かスカパー!で見たが、その無伴奏の演奏は古楽器演奏で颯爽とした芸風で引っ張っていった1960年代終わりから1970年代はじめの彼ではなく(収録はどうも1990年代のようだ)ずいぶん落ち着いた演奏で、じっわりと心に迫ってくるような雰囲気であった。60代後半の演奏だ。しかし、年齢だけではなさそうだ。やはり何度も何度もこの曲に挑み、そこから無限の世界を汲み尽くそうとする姿勢がそうした解釈(演奏)を生んだのだろう。彼が1979年頃に録音した無伴奏も同じ路線の演奏だったから、おそらくこの解釈は40代にすでに確立していたものと思われる。
そう言えば、ヨーヨー・マの無伴奏は40代直前のものだった。あれはとても良い演奏だった。
イッサーリスの演奏は聞いたことがない。まだ出ていないのだろうか?でもマイスキーのは一度聞いた。私の好みの演奏とはまるで違った。
ここまで書いてきてヤーノシュ・シュタルケルを忘れていることに気がついた。何度興奮させられたかわからない。それを忘れていたなんてどうかしてる。でもずいぶん聞いていないように思う。彼の新しい方の録音は実は聞いていない。1960年代前半に米マーキュリーに録音した若々しく颯爽とした力強いボウイングの極めつけの名演だった。
こう見て来ると、バッハが決して老人の音楽ではないと思うのだ。まだ全曲を聞いたわけではないが、トーマス・デメンガのECMへの超名演など、若い演奏家たちの熱演も次々と出て来ている。
ベテランにならないと、バッハの無伴奏は駄目なんていう先入観を捨てて(そんなものはじめからない?)虚心坦懐に聞きたいものだ。
しかし、若くして演奏活動を休止したジャクリーン・デュ・プレの演奏が一番と二番だけというのは残念無念。そしてムスティスラフ・ロストロポーヴィッチがまだ元気だった1960年代(ロシア時代)にこの曲の放送録音でも発掘されたなら素晴らしいことだろう。EMI盤は賞味期限が切れた演奏などというと失礼かも知れないが、彼の全盛期の録音からすると、かなりインパクトが弱い。
あの演奏を期待して聞いて、私は軽く失望を味わったものだ。期待が大きすぎたからかも知れない。しかし、音の張りは全盛期のそれではなかった。
by Schweizer_Musik | 2006-06-26 07:02 | CD試聴記