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メヌエット
皆様の暖かい励ましで、ちょっとした気分転換で書きはじめた音楽が、増えて来ました。朝起きて、アンサンブルの作曲をするのは今の日課となっているのですが、その前にピアノの曲を書くこともまた日課となってしまいました。
今日はメヌエットです。明らかにドビュッシーです(笑)。もうここまで似てしまうと公表するのはただの冗談と言うべきかもしれません。昔、夢中になって分析した作品を思い出し、その頃のただひたすら純粋に傾倒していた作曲家への心からのオマージュとして書いたものです。ドビュッシーさん、怒らないで下さいね!

12:50追記
これだけではやはりドビュッシーさんに申し訳ないので、ペンタトニックを多用して祭り囃子をイメージした前奏曲も一曲アップしておきます。
これは明日までの期間限定公開とします。

12月2日追記
試聴用音源は期間が過ぎましたので、諸般の事情により削除いたしました…。色々とご意見、ありがとうございました。
by Schweizer_Musik | 2006-11-30 08:27 | 日々の出来事
即興曲…
ついでに、もう一曲だけアップしておきます。
調子づいているんじゃないよという方、どうぞ、明日までですので、無視して下さいませ。
一応、即興曲という曲です。五音音階らしいはじまりから、ドビュッシーの初期への接近がありますが、ひょっとすると「日曜日のソナチネ」ならぬ「土曜日のプレリュード」程度になるでしょうか、ならないでしょうか?
当てつけがましい曲になってしまいましたが、比較的ピアノの初心者が弾くように書いてみました。こんな曲ならホント、簡単にできてしまうのですがねぇ・・・。作曲って本当に難しいものです。

12月1日追記
公開期間終了につきリンクをはずしました。また機会がありましたら…よろしくお願いします。
by Schweizer_Musik | 2006-11-29 21:33 | 日々の出来事
今日は実技の試験
今日は学校で実技試験であった。無伴奏ユーフォニアムのための作品を作ってきた学生がいたが、なかなかに面白い作品であった。こうした作品が出てくるのが我が校の良さなのかも知れない。
そういえば、何年か前にある大学の作曲の学生たちの卒業制作の作品をいくつかまとめて聞くことがあったが、その時に聞いた作品はどれも久石譲の出来損ないみたいなものばかりで、日本の音楽大学の作曲学科の役割とは一体何なのだと思ったものだ。
それも上辺だけ真似して作ったところで、それを誰が聞くというのだ。
一年生で一管編成のオケ曲にチャレンジする者もいる。これもまた面白いものだった。稚拙ということで切って捨てるのは簡単だが、こういう世界をイメージできることが先につながる何かがあると思った。習作などもあったが、少ない学生たちではあったが、楽しい数時間であった。
by Schweizer_Musik | 2006-11-29 19:08 | 日々の出来事
今日も一曲作る。
今日は作曲に一日費やす。
午後に入って全く行き詰まってしまう。疲れ果ててしまった。またしてもストレッチ。小さな小品を書いてみたが、まぁまぁうまく行ったので音だけ公開しておこう。作曲時間1時間半。おかげで頭はすっきり…。でも使いすぎて今日はもう終わりにしよう。今回は鉄道旅行…。とは言え曲ができてからタイトルをつけたので、あまり良い感じではない。
夢の鉄道旅行これも期間限定公開です。

20:53追記
すみません、公開が後悔になりました(笑)。つい改訂してしまいました。

11月29日追記
ガヴォットも含めて11月一杯の公開です。お早めにご賞味あれ!

12月1日追記
公開期間終了につきリンクをはずしました。また機会がありましたら…よろしくお願いします。
by Schweizer_Musik | 2006-11-28 19:21 | 日々の出来事
何故だか忙しい…
ラーメンの麺だけがあった。スープが無かったので自作してちょっと早い昼食にした。
誰でも美味しい簡単ラーメン・スープの作り方…なんてものではないのだが(笑)。
麺は別に湯がいておくのは当然として、もう一つの鍋でスープを作る。
昆布茶の元、鶏ガラスープの素をそれぞれ小さじ1入れて塩味が好みになるように、少しずつ味見しながら塩わ加える。実はこれだけ。みそ味にしたい場合はこれにコチュジャン、あるいは甘い方がよければ甜麵醬を入れる。別になければどうでも良い。これで終わり。
そこに湯切りした麺を入れたら出来上がり。どうです?簡単でしょ。上記のスープは、簡単中華スープとしても良いので、卵と葱を入れて超簡単中華スープとして食べても良い。作るのに3分以内。忙しいのでピッタリだった。
by Schweizer_Musik | 2006-11-28 11:48 | 日々の出来事
お人形と音楽
お人形と音楽について、nobumassaさんが拙作にリンクして下さり、エントリーして頂いた。紅顔の至りであるが、ともかく人形は音楽ではちょいちょいとタイトルとして使われている題材である。というわけで、ちょっと私もお人形と音楽について、思いつくところを書いてみよう。
nobumassaさんはペトルーシュカをあげておられたが、これもロシア風に脚色されているとはいえ、お人形を題材にした代表的な作品の一つであろう。更に、バレエでは古くドリーブの「コッペリア」やチャイコフスキーの「くるみ割り人形」などのお人形が主題の作品がある。
バレエだけでなく、歌劇でもファリャ(なんて素晴らしい作曲家なんだろう!)のバロックのテイストで書かれた雅で粋な歌劇「ペドロ親方の人形芝居」がある。知らない人はずいぶん損をしていますよ!
しかし、やはりお人形は子供向けの音楽が多いことは間違いない。代表的なものとしてもちろんドビュッシーの「子供の領分」をあげるのはやぶさかではない。「お人形のセレナーデ」はあのホロヴィッツの愛奏曲だった。しかし、このルーツを探っていくと、おそらくはビゼーの「子供の遊び」あたりに行き着くのではないだろうか?ビゼーの「子供の遊び」は全曲は管弦楽化されているわけではないが、お人形のための「子守歌」は管弦楽化されている。私ならコシュラーの名演を聞いておきたいところだ。
お人形と言えば、ヴィラ=ロボスも赤ちゃんの一族第1番「赤ちゃんの家族」でお人形のための作品わ書いている。これは子供に弾かせるための曲ではなく、子供に聞かせるための音楽であるが、弾かせるための音楽となるとずいぶんたくさんある。まぁ、その中から音楽的にも満足できる作品と言えば、チャイコフスキーの「子供のためのアルバム」の中の「病気のお人形」「人形のお葬式」「新しいお人形」の連作が思い浮かぶ。
ちょっとこれらより古いのだが、フランクの「お人形の嘆き」なんていうピアノ小品もある。これは初心者の子供でも弾けそうな音楽ながら、味わい深い世界を持っているので、時々ピアニストがアンコールで弾いたりする。
まぁ、こうした世界ならグノーの「操り人形の葬送行進曲」なんてものがそのルーツとなりそうだ。いや、昔のテレビ番組を思い出すなんて言う人は確実に五十才を越えておられることだろう。
これを思い浮かべてみて、ふと、エルガーにもそんな曲があったことを思い出した。1931年の作品で組曲「子供部屋」という曲なのだが、確かもとは子供のための作品であったものをオーケストレーションしたものではなかったか?ごめんなさい、うろ覚えです。
第2曲が「病気のお人形」で第4曲が「悲しいお人形」。そして第6曲が「陽気なお人形」というわけで、チャイコフスキーにならったのだろうかと思うほどだ。
そうした作品で、ショスタコーヴィチの「人形たちの踊り」はとても洒落ていて、知らないという人はぜひ聞いてもらいたいものだ。簡単に弾けるのだが子供が弾くために作ったのかどうか?と思うほど粋な音楽なのだ。ちょっとしたポピュラー音楽だってこのチャーミングな一曲目にはかなわないだろう。そうチャーミングと言えば、ポルディーニの作曲したおそらくはピアノ曲をクライスラーが編曲した「踊る人形」なんてどうだろう。今更私はとてもこんなクリシェを使って曲を書く勇気なんてないが、ポルディーニは真っ直ぐにこの技法を全曲にわたって使い、見事に成功している。粋な音楽だ。
ゴドフスキーの「ジャワ組曲」の中に「ワヤン・プルウォの操り人形」という、なんとも悩ましげな音楽があるが、ちょっとマイナー路線に走りたい人にうってつけだろう。しかしこうした民族路線なら、長沢勝俊氏が日本音楽集団のために書き下ろした(とかすかに記憶しているのだが…)組曲「人形風土記」あたりの方がすっきりしていて良い。私は渋い顔して日本のわびさびを音楽にするなどというより、こうして素直に伝統に向き合う姿により深く共感する。難しい顔していれば良いわけではない。
最後にドビュッシーにもう一度登場を願おう。「艶なる宴」という歌曲集の第1集から「操り人形」。アメリンクがボールドウィンとともに入れた一枚をぜひ聞いてみてほしいものだ。お気に召せば、古くティトやヴァランなどの歌でも聞いていただければ…。
お人形についてのお話はこの辺で。nobumassaさんに感謝しつつ…。
by Schweizer_Musik | 2006-11-27 23:55 | CD試聴記
今日は…
今日は体調がすぐれない上に、たまった仕事をこなさなくてはならず、その上頭の中では作りかけのアンサンブルの音が鳴り続けるという大変困った状態で一日を過ごす。
朝、学校からメールが来て、試験実施報告がまだ出てないと催促を受けて、一日が始まった。すっかり忘れていた!というわけであったのだが、頭の中ではオケが鳴り続けている。お昼までなんとか曲に向かったり、郵便を出したり(結構まめまめしく働いているものだ!)お昼を食べてから(もう時間がない日は簡単なスパゲッティ・ミートソースである!)近くのリニューアルしたスーパーの軒先の露天でリンゴを購入(なんと一個100円)し、そしてメールでエクセルのデータでもらった報告書のフォーマットをコピーして計7枚ほどの報告書を書く。途中で知り合いから「今日までの楽曲解説はまだか」と催促が来る。「えっ?月末までというのではなかったの?」と思ったが仕方ない。それは明日にでもなどと思っていたのだが、それもスケジュールにのせなくてはならない状況に。で、報告は17時過ぎに完成し、メールに添付して送付し、半分出来上がっていたとはいえ、風邪で中断してからほったらかしになっていた新作の楽曲分析を書く。
頭を使う消耗戦をこなしたので六時過ぎだというのにお腹が空いてしまい、またしてもリンゴわ買いに行くが、100円のものは売り切れていて、今度は200円の大型のリンゴを購入し、帰って食す。
そして新作の楽曲分析にはまる。楽譜のコピーが悪いために、音がどうなっているのか勘で書いているため(MDで音源はあったのだが、聴音している暇はない)ちょっと心配。4度構成の和音とモードの使用による和風のイメージをライト・クラシックのテイストでまとめ上げたもので、それは良いのだが、楽譜をフィナーレで作るのに時間がかかった。あれって結構時間がかかるのだ…。
で、女房殿が帰宅。お昼にスパゲッティを買って食べたと報告したつもりが、女房はスパゲッティを(夕食に)食べたと解釈されたようで、さあ夕飯という段になって私の分が無いという悲惨な事態に陥る。
今日は踏んだり蹴ったりであった。朝の情報番組のうらないでは良かったのに…。疲れた。
by Schweizer_Musik | 2006-11-27 22:06 | 日々の出来事
高雅で感傷的なワルツについて -03
さて、再開。今回はコケティッシュで魅惑的な第3曲。
この曲はバスの保続が特徴で、冒頭では第6音すなわち付加音をバスの保続としている。まずテーマ部をあげておく。
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メロディーはモードのようにも感じられるが、よく見ればわかるように6音のみで出来ている(もっと言えばファ♯がない音階である)。ヘキサトニックのメロディーはト長調の第6音を多用しているあたりに注目しておく必要があるが、左手の和音は一体何なのだろう。
バスがト長調の第6音をバスとして保続しているので、何の和音かわかりにくくなっている。では和音をわかりやすく書き出してみよう。
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これでわかりやすくなってだろう。和音は実に単純なものだ。それに第6音のバスが保続されていたにすぎない。
これを音域を広げて繰り返した後、中間部に入る。
中間部は、ラの音を経て【D音=属音】の保続から始まる。
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これは11の和音によって出来ているが、やはり属音の保続(それは属調への一時転調を含んでいることに留意せよ)が特徴的だ。属音の保続に続いて属調の平行調であるロ短調に転調して、その属音であるFis音の保続が続く。その保続の上に7の和音の並行移動が行われる。この部分はバスの動きに特に注意である。そうすれば、何をしているかがよくわかる。
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まず、DからFisに移り、主調からすると平行調であるホ短調の属音の保続に移る。属調から属調の平行調、そして平行調へと転調を繰り返し、主調に戻るのである。
で冒頭のメロディーが再現される。そしてここではじめて正式にト長調の主音がバスで保続されて曲を閉じるのだ。
これはシューベルトのワルツに対するみごとなオマージュである。シューベルトのワルツはこうした転調、そしてバスの保続を伴うものが非常に多い。まさにシューベルトのラヴェル風解釈であり、それへの心からの敬意として書かれたものだといえよう。

まだまだ続く(つもり…)
by Schweizer_Musik | 2006-11-26 19:30 | 授業のための覚え書き
ちょっとした頭のストレッチをする。
イライラすると小品を書く。それは頭をすっきりさせるのに良い体操のようなものだ。だがあまりにいい加減なものを書くと更にぼけてくる。ピアノの小品を書く。古典的なガヴォットのスタイルで書いたのだが、久石譲氏の「もののけ姫」のテーマと同じ仕掛けで前半のガヴォットを作った。途中のミュゼットはテキトーであるが、まぁまぁの曲になったと思う。(久石氏のどういうテクニックを使ったかは、いずれ謎解きしましょうかね)
片手間の小1時間ほどの作業。特に誰かに頼まれたわけでもない小品であり、更にピアノ曲というのも何十年か書いていない…(笑)。ここに楽譜を出しておこう。誰か子供の発表会で、誰も知らない曲を弾きたいという人がやるかも知れない。とりあえず、その奇特な先生に感謝することになるのは私だろう。それよりもその子供がこの曲の初演者となるのも楽しいではないか…。やりたい人どうぞ。この曲で著作権の使用料はいただきませんのでご安心を。でもやる時は一応連絡を下さい。
但し、著作権を手放したわけではありません。従って勝手にコピーして頒布したり、販売などをすることは固くお断り致します。
コンピューターにスタインウェイの音源が入っていたのでそれで音を作っておいたので、ご参考までに。
ガヴォット(mp3で作ってありますのでダウンロードしてお聞き下さい…期間限定公開中…笑)

ああ、こんな曲なら小1時間で書けるのだが…、音楽は難しい…(芸術なんておこがましくてとてもいえないが…)

12月1日追記
公開期間終了につきリンクをはずしました。また機会がありましたら…よろしくお願いします。
by Schweizer_Musik | 2006-11-26 17:13 | 日々の出来事
ようやく起き出す…
このところ体調不良にて、起きあがるのがやっとという状態であるが、ようやく昨日から普通食にした。今のところ問題はなさそうだ。普通食にしたらとたんに1キロほど増えてしまった。食べてないとこんなに体重ってすぐに落ちるのだとびっくりした反面、食べるとすぐ戻る律儀な体にとまどうばかり(笑)である。
それにしても、無理は禁物と少し仕事をしては寝るということにしているのだが、なかなか本調子にならないのは辛い。

寝ていると書きたい音楽が浮かんできて困った。音楽を自分から書きたいなんてあまり思わず、言われたままに書く習慣がついてしまった私は、それでもこんな状態をうれしく思っている。
しかし、あわてて書いてはならないのだ。これは長年の経験からわかっていることである。書きたい時に書きすぎると熟成しないまま楽想が固定化してしまうようで、出来上がった音楽に納得したことがないのだ。
もちろん仕事で書くようなものならば、相手に合わせて何でも大体すぐに出来てしまうのであるが…。作曲が早いことだけは誰にも負けない自信がある。しかし自分が納得する自分のための作曲となると時間はかかる。昔書いた協奏曲では本当に一年かかってしまった。あれは大学の卒作だったので時間をかけたということもあるが、経験のない者が大編成を書くとああなるという見本のようなものであった。
もちろん、あの頃よりも少しは私も成長しているし経験も積んだ。

この数日、すでに数ページにわたってスケッチをしてみた。気に入らない。やりたい方向と違うのだ。良い曲が出来そうなのに邪魔している何か…それは焦りなのではないかと思う。
それでも第1テーマというか、全曲を貫く主題だけは出来上がった。いや出来上がったように思っているだけかも知れないし、これも明日は破棄するかもしれないが、今はこの方向でと思っているに過ぎない。考える軸が出来たことでそこから発想をふくらませようとしている。主題の一つが出来たというだけでは音楽を作る素材としては足りない。できたら10分程度の作品にはしたいので、あといくつかの素材とそれを使った仕掛けを作っておかないと…。
頭の中には音が流れている。しかし熟成させなくては。考えなくては。吟味しなくては。組み立てるのは最後でよいのだ。
いや、組み立てるという西洋的な発想からどうしたら逃れられるのか?今もの凄くそのことについて考えるようになった。武満徹が解決の方向を示しているが、それをそのまま使ったのでは音楽が武満になってしまう。私はどうするのか?いきなり難しいことになってしまった。
来年の春までには書き上げたいものだ。その間にも仕事が少し入っているので、それもこなしながらだからまぁ忙しくなるが、書きたいものを書いておきたい。それが音になるかならないかはまた別の話だ。年とると物事がえらくのんびりとらえられるようになったと思う(笑)。
(あまりにプライベートな話なので非公開にすべきかとも思ったが、まぁ音楽の内容について細かく書いていないので、公開することにしました。すでに非公開でいくつかこれについてはメモしているのですが…それらは音楽について書きすぎているので非公開とします。完成し初演が実ったら、それらも公開したいと思います。下手な作曲しているおっさんが何を考えて曲を作るか…ちょっとしたドキュメントになっているかも…)
by Schweizer_Musik | 2006-11-26 09:32 | 日々の出来事