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ゲルハルト指揮で聞くスメタナの「モルダウ」
作曲者 : SMETANA, Bed?ich 1824-1884 ボヘミア
曲名  : 連作交響詩「わが祖国」第2曲「モルダウ "Vlatva (Moldau)"」(1874)
演奏者 : チャールズ・ゲルハルト指揮 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
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録音用のオーケストラ名としても知られるナショナル・フィルハーモニー管弦楽団名義による録音であるが、リーダーズダイジェストのプロデューサーでもあったというチャールズ・ゲルハルトの指揮がなかなか良いので、この名曲、ちょっとつまみ食いのつもり聞き始めたのに、最後まで聞いてしまった。
このチェスキー・レーベルは録音が良いのが有名だ。1962年〜1967年の録音と思しきこのモルダウだが、広がりのある録音は、決してディテールが暈けたりせず、私好みのバランスで、大変気に入った。
演奏も、大変腕利き揃いと思われる上、編成も大きめであるのか、もしくは録音で補正しているのかはわからないが、大変説得力のある量感で聞かせる。
レコード会社もこの水準のプロデューサーならば良いのだけれど、配置転換でなんとなくクラシック担当になってしまいました…みたいな奴が、わかったような顔して威張っているのは、もう見るも無惨。そんなことからすると、フィリップスのエリック・スミスやシュヴァルツコップの旦那…などさすがである。
この演奏を聞きながら、こういう音楽家がプロデュースするからこそこのクオリティーなのだと納得していた。そういえば、今はどうか知らないけれど、よく知られた作曲家が、放送局のプロデューサーをしているなんてよく聞く話だ。そういう人がいれば、チャイコフスキーの「ジーズニ」なんてまがい物をニュースで垂れ流すなんていう恥さらしはないはずであろう。
マスコミの無教養さは、最近、目に余ることが多い。とは言え、彼らも権力者の一角を担っているわけで、反省なんてしないで、そのまま愚かなネタを我々にふることとなるのだろう。
ゲルハルトのような人を雇えば良いのに…。話がずいぶん逸れてしまった。ともかく、このゲルハルトの「モルダウ」。なかなか良い演奏だ。
by Schweizer_Musik | 2010-01-31 22:45 | ナクソスのHPで聞いた録音
レイボヴィッツの指揮したラヴェルのボレロ…うーん…
作曲者 : RAVEL, Maurice 1875-1937 仏
曲名  : ボレロ "Boléro" (1928)
演奏者 : ルネ・レイボヴィッツ指揮 パリ交響楽団
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ボレロは以前ラヴェルのボレロ考というタイトルでエントリーしたものであるが、少しだけ聞き比べた結果も書いてあるので、そちらも未読の方はどうぞ。先日授業でやった内容もここから一部取り出しているので、学生諸氏も一読を乞う。
パリ交響楽団とはどういう団体なのか、全くわからない。1930年代にピエール・モントゥーなどが創設し活動していた団体があったと思うが、それが続いていたものなのだろうか?だとしたら今は?ご存知の方がいらしたらご教示願いたい。検索をかけてみたが、どうもわからなかった。
1960年録音しいうからパリ管弦楽団ではないし、演奏を聞いてソロの技量に問題がありそうなので、とてもパリ音楽院管弦楽団でもなさそうだし、フランス国立放送の第1オケでもなさそうだ。コロンヌ?だろうか?それともラムルー管か?実体は不明。
演奏は良い録音ながらテンポが不要な動きがあったりして、ちょっとフラフラしているのは困りもので、そう良い演奏だとは言えない。わざわざ手に入れるまでもないが、ナクソスで聞いてみたら、良い録音なのでついつい惹きつけられて、最後まで聞いてしまった。
同じところにあるドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」などレイボヴィッツの解釈を聞くという点で貴重だけれど、フルートがフラフラで、ちょっと辛い。今となっては…うーん…という感じが。
by Schweizer_Musik | 2010-01-31 18:19 | ナクソスのHPで聞いた録音
ホーレンシュタインの指揮したシュトラウスのワルツ集…
作曲者 : STRAUSS, Johann II 1825-1899 オーストリア
曲名  : ワルツ・ポルカ集
演奏者 : ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 ウィーン国立歌劇場管弦楽団
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その昔、私がはじめて買ったスコアが「ウィーンの森の物語」であった。おかげで、この曲はとてもよく憶えている…つもりだった。でも、この演奏を聞きながら、こんなスコアの読み方があったのかと正直驚いた。
身に染みついた「オラが音楽」を純音楽的に組み立てていくヤッシャ・ホーレンシュタインに必死についていくウィーン国立歌劇場管弦楽団の面々は素晴らしい。それでも時々地金が出てきて、ウィーンなまりを出してしまう。そうすると他とずれて「ハッ」とする瞬間がある。ホーレンシュタインの鋭い眼光がそのウィーンなまりを撃ち抜く…。
「こうもり」序曲なんて良いかなと思って聞き始めたが、この鋼鉄のスピリッツに敢えなく敗退。ワルツは痛いなぁ…なんて(笑)思いながら聞いていたけれど、序曲というより交響詩のような作りの「ジプシー男爵」序曲はこのスタイルに合っていて意外に楽しめた。リスト作曲かと間違えそうになるほど(というのはオーバーだが)。
カラヤンのように媚びを散々売ってくれると、こちらも安心してうっとりできるのだが、この演奏には媚びを売る気など毛頭無く、キビキビと決めていく。
ウィーン国立歌劇場管弦楽団の面々はおそらくフォルクスオーバーではなく、ウィーン・フィルの母体となる国立歌劇場のオケであろう。彼らからこのような演奏を引き出すホーレンシュタインの凄さ。まさにヤッシャ・ホーレンシュタイン将軍の大勝利(…変な言い回し!)。
それでもこの第1集を聞き終え、第2集に手を出そうとしているところだ。変わったシュトラウスのワルツを聞きたい方にはお薦め。はじめての方はやはりウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートあたりから入ることをお薦めしたいけれど。
by Schweizer_Musik | 2010-01-30 08:02 | ナクソスのHPで聞いた録音
シューマンのマンフレッド序曲をレイボヴィッツの指揮で聞く
作曲者 : LISZT, Franz 1811-1886 ハンガリー
曲名  : レーナウの「ファウスト」からの2つのエピソード S.110 (1859-61) 第2曲 村の居酒屋での踊り (メフィスト・ワルツ 第1番) "La danse o l'auberge du village (Méphisto-valse No.1)"
演奏者 : ルネ・レイボヴィッツ指揮 インターナショナル交響楽団
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1960年の録音。インターナショナル交響楽団とはおそらくたくさんあるロイヤル・フィルの変名の一つだと思われるが、これは私の推測である。この名前のオーケストラは実在しない…。
この曲の一押しは今もフリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団の演奏であるが、このレイボヴィッツの厳しい演奏もまた捨てがたい…。復刻状態も良く、1960年の録音ということが信じられないほどである。譜めくりの音までよくとらえられていて、元々の録音が良かったことがうかがえる。
レイボヴィッツは私などには12音音楽の伝道師としての印象が濃厚で、彼の書いた本は12音音楽のバイブルでもある。そして指揮者として、極めてユニークなベートーヴェンの交響曲の全集でガツンとやられた印象が強い。
ベートーヴェンの全集はもちろん一年あまり前に購入したが、同じ演奏が今回ナクソスにアップされている。
さて、このリストも同じ、極めて厳しいユニークなリストだ。テンポを緩めたり、情緒に流されたりなんてことはこの人にはないのだろう。
このリストの猥雑なワルツを理路整然と何食わぬ表情(表現)で、ガンガン弾かせているのには恐れ入ってしまった。録音の良さもあり、曲の細かなところ、オーケストレーションの面白さなどがよくわかる。チェスキーなんて、20年ほど前にはよく見かけたけれど、今はどうなのだろう。
リーダーズダイジェストのLPで知ったこれらの演奏(特にフリッツ・ライナー指揮ロイヤル・フィルのブラームスの交響曲第4番は名演!!)は長くいつでも聞けるようにして残しておいてほしいものだ。
by Schweizer_Musik | 2010-01-30 07:30 | ナクソスのHPで聞いた録音
フレッチアの指揮する「ローマの泉」
作曲者 : RESPIGHI, Ottorino 1879-1936 伊
曲名  : 交響詩「ローマの噴水」P.106 (1914-16)
演奏者 : マッシモ・フレッチア指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
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1968年4月18日〜20日の録音で、同じところにルドルフ・ケンペによる「ローマの松」もある。2004年に98才という長寿を全うし、ロンドンで亡くなったマッシノ・フレッチアは、主立ったポストに就かないで過ごしたこともあり、日本ではロクに顧みられないが、彼がちゃんとしたセッションを組んで録音したこの「ローマの泉」なんて、なかなかの名演で、これまた名前を伏せて聞かせると大体皆良い演奏だと褒め、指揮者の名前を告げて知っている人は滅多にいない。
彼は彼自身が尊敬していたというトスカニーニのNBC交響楽団のアシスタントを務め、コンサートにも定期的に招かれた指揮者の一人でもあった。
生まれながらにしてお金持ちの家だったこともあり、あくせく働かなかったことが災いしてか、これといった決まったポジションを持たなかったが、60年代に故国イタリアに戻ってRAIの指揮者に就任したことで、ミケランジェリなどのライブ録音などで彼の名前を見かけることはあるが、やはりこのレスピーギなどをまず聞いて彼゛か何者だったかを正確に認識してほしいと思う。
ローマ三部作のうち2曲を録音しているのだが、どちらも素晴らしい出来映えである。ナクソスでこれが聞けるようになった。ありがたいことである。
長年、私の秘蔵の逸品…だったのだが…(笑)。いかが?
ルドルフ・ケンペの「ローマの松」もこの曲を代表すると言っても過言ではない名演!!録音が良いのもうれしいところである。(Cherkyはどれも優秀録音ばかりで、失望したことは今のところない…)
by Schweizer_Musik | 2010-01-29 07:42 | ナクソスのHPで聞いた録音
ダノンの指揮したガーシュウィン
作曲者 : GERSHWIN, George 1898-1937 米
曲名  : ピアノ協奏曲 へ調 (1925)
演奏者 : レイモンド・レーヴェンタール(pf), オスカー・ダノン指揮 RCAビクター交響楽団
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アンドレ・プレヴィンやレナード・バーンスタインのCDをお持ちの方にわざわざこの演奏をお薦めすることもないかも知れないけれど、完璧な忘れられた存在となっている旧ユーゴスラビア出身の名指揮者オスカー・ダノンの指揮ということと、レイモンド・レーヴェンタールのピアノということで一度お聞きになってみられては…と控え目にお薦めする次第である。
実はオスカー・ダノンはそう聞いているわけではないが、聞く度に結構いけるじゃないかと驚くことが多い指揮者で、彼の指揮したエネスコのルーマニア狂詩曲第1番なんて素晴らしい名演だと思うし、ストラヴィンスキーのペトルーシュカなんてちょっとビックリするほど良い感じ…だ。なるほどこの曲はロシアが舞台なんだって今更ながらに思ったものだ。
巷ではウィーン国立歌劇場と録音した「こうもり」が評判らしいが、私は残念ながら未聴で、ちょっと気になっているところ。「イワン・スサーニン」や「エフゲニ・オネーギン」なんてものもナクソスにはある。
さてこの演奏。ピアノはちょっとロマン派のピアノみたいで、良いのだけれどもうちょっと遊んでも良いのではと思わなくもないけれど、ダノンの活きの良いテンポに乗せられて、つい聞き込んでしまった。
これは良いぞっ!と思うが、プレヴィンやバーンスタインの牙城はなかなか崩れないようで…。でもたまにはこれも良いじゃないかと、小さくつぶやいてみたくなった。
オーケストラは、よく見かける名前だけれど、どうもロイヤル・フィルらしい。上手いわけだ…。
by Schweizer_Musik | 2010-01-28 20:50 | ナクソスのHPで聞いた録音
バッカウアーとドラティによるブラームスのピアノ協奏曲第2番
作曲者 : BRAHMS, Johannes 1833-1897 独
曲名  : ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.83 (1878-81)
演奏者 : ジーナ・バッカウアー(pf), アンタル・ドラティ指揮 ロンドン交響楽団
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1967年録音のこの演奏は、何故かなかなか聞くことができずにいた。探していたのだけれど、スクロヴァチェフスキーとのマーキュリー盤はもちろん聞いてはいるが、その5年後に再録音したのは一体どうだったのか、聞いてみたかった一枚だった。
だがナクソスに大量にチェスキー盤がアップされたので、ようやく聞く機会を得た。チェスキーということは、リーダーズダイジェストの企画盤だったのだろうか。こうしたことに詳しくないので、よく分からないが、リーダーズダイジェスト盤はビーチャムが放り出したロイヤル・フィルが多いので、ひょっとしたら違うかも知れない。
しかし、この情緒に一切流れない厳しいピアノはどうだろう。バッカウアーという人の志の高さがそのまま音になって流れ出したような演奏である。だから、のんびり聞いていたらガツンとやられそうだ。
第3楽章のチェロは誰だろう。なんとも美しい重奏で、これが幻となっていたとは…絶句だ。
オケはドラティ唯一のこの作品の録音と言われるが、そんなことが信じられないほど力強い。オケもさすがロンドン交響楽団と思われる。ゲザ・アンダとカラヤンの演奏など良い演奏がたくさんあるけれど、この演奏は最右翼だろう。
by Schweizer_Musik | 2010-01-28 20:02 | ナクソスのHPで聞いた録音
飲んだくれての帰還です
今帰りました…飲んだくれの親爺となっております。たった三合の熱燗でフラフラ…の良い気分でご帰還です。
いただいたコメント、メールの返信は明日以降になります。申し訳ありません。ではでは
by Schweizer_Musik | 2010-01-27 00:45 | 日々の出来事
中区民ミュージカル「象の鼻のミケ」を見てきた
毎年恒例となっている(私は2回目だが…)赤い靴記念文化事業団の主催による中区民ミュージカル、横濱猫物語『象の鼻のミケ』を見てきた。K女史のお誘いによるもので、今年も見ることができた。深く深く感謝!!
昨年同様、大変立派なミュージカルで、プロにひたすら近づいているクオリティには感心するし、感動もした。筋立ては少しゴチャゴチャしていて、前半がややもたつくものの、出演者たちのひたむきな演技と歌によって実に感動的な舞台となっていた。
関内ホールは満席で、来場者たちは今年も大変満足してお帰りになった様子であるが、私も心から満足して帰ることができた。
ただ、ほとんどプロのような内容になっているが故に、更にちょっとした傷が気に掛かったことね事実で、磨き上げればあげるほど、アマチュアリズムのダイナミックさから離れていくのは仕方がない。しかし、「アニー」があれほどヒットし、スターへの登竜門となっているのに近い存在となってきていることは、おそらく主催者、スタッフともに意識されていることだろう。
素晴らしい舞台を、と目指せばそれはいつかは通らなくてはならないハードルであろうし、どう舵取りしていくべきかが今後を大きく左右する…そんなところまで来ているようにも私は思った。
昨年の「マルコポーロの夢」で主役の大地を演じ、私の度肝を抜いた柴垣君は今年は準主役の役回りだったが、彼は結局主役を最後に食ってしまった。彼のスター性故であろう。凄い逸材である。
ダンスは昨年同様、プロ、もしくはそれに近い人たちが締めていたが、他のキャストは皆、横浜市中区に住む人たちで作り上げているという。
手作りの面白さ、手弁当のノンプロだからこそ醸し出す熱気…はやはり尊敬に値する事業である。来年からは行政の援助が無くなるので大変だろうが、こうした事業こそ大切にしなくてはならないものと私は考えるのだが、どうもチグハグな感じがする。
それでも来年の開催に向けてきっと努力されることだろう。応援したい素晴らしい仕事だ。成し遂げた中区のみなさんにいつまでも拍手をⅠ!
by Schweizer_Musik | 2010-01-25 11:31 | 音楽時事
モーツァルトのK466をハスキルのピアノで聞く
作曲者 : MOZART, Wolfgang Amadeus 1756-1791 オーストリア
曲名  : ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 (1785)
演奏者 : クララ・ハスキル(pf),イーゴル・マルケヴィッチ指揮コンセール・ラムルー管弦楽団
CD番号 : PHILIPS/PHCP21013

所謂鉄板ネタならぬ、定番の名演と言えようか。ハスキルのピアノの美しさに加えてオーケストラの見事なこと!!
例えば第2楽章の冒頭。ピアノが楚々としてテーマを演奏したあと、オーケストラがそれをくり返す段で、一度目と二度目のオーケストレーションをモーツァルトは意図的に変えているのだけれど、それをうまく鳴らしてくれる指揮者が意外に少ないのだ。
その点、マルケヴィッチは完璧だ。どうしてモーツァルトのこんなささやかな工夫をみんな大切にしないのだろう。
内田光子盤が続いてそうしたところを大切にしてくれていて私の好むところであるし、フリードリヒ・グルダとクラウディオ・アバドが共演したグラモフォン盤もとても良い。
で、それらの中でもこの演奏は特に好きで、もう何度聞いたことかわからない。
そろそろ中区民でのミュージカルに出かけなくてはいけない。これを聞きながら、準備をしていて、ちょっと書いておかなくてはと思った次第。
大体、モーツァルトのオーケストレーションなんて確かに当時の楽器編成の限界の中であるから、そう変わったことはしていない。でも、とても工夫に富んでいる上、演奏した人はみんな知っていることだけれど、どんなパートでも演奏していてとても気持ちが良いのだ。
それはどのパートも無くてはならない音を演奏しているということだし、ハーモニーが完璧に書かれているからでもある。
その上で、モーツァルトは特に後期の作品で様々な試みを行っている。オーケストレーションの解説本などでは近現代の音楽が花盛りだが、古典のこういう知識と工夫を理解しておかないと、根無し草のようなものになってしまいかねない。
先週の授業で、オーケストレーションについて色々話していて、この曲のことを話題としたもので、ちょっと思い出して聞いていた。さて、そろそろ出かけよう。
by Schweizer_Musik | 2010-01-24 09:36 | CD試聴記