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山田和樹指揮 新日本交響楽団による「巨人」他
新日本交響楽団というアマ・オケの演奏会に出かけた。マーラーの「巨人」の初稿(「花の章」つきの音詩)と「さすらう若人の歌」を山田和樹氏の指揮で聞く。
アマ・オケなので、そうは多くを求めるのは酷というもので、今日は今日でまずはよくやっていたと言うべきだろう。こうした点では、我が校のオケとはやはりまだ力の差を感じずにはいられなかったが、意欲的なプロで、アマ・オケとの活動も長い山田和樹氏の詳細を極めた指揮と個々の努力で大変よくやっていたと言いたい。
敢えて言えば、弦など、あれだけの人数がいるのだからもう少し豊かな響きを出せればと思うし、更に精緻なアンサンブルを目指してほしいと思った。
小松英典氏が歌う「さすらう若人の」はすぐれた歌唱であった。情感豊かにロマン派の作曲家たちがとりくんだ世界をうたいあげていた。バランスの点で少しオケに推され気味に聞こえたのはホールのせいだろうか?
yurikamomeさんのご厚意によりチケットを手配していただき、貴重なハンブルク版の「巨人」の生での演奏を、今最もチケットが取りづらい指揮者山田和樹氏の演奏で聞けたことを心から感謝したい。
帰りは有楽町のガード下のいつもの「だん家」で軽く一杯やって帰還する。

写真はチューリッヒからクールに向かう車窓のありふれた風景。なんて美しいのだろう!!
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by Schweizer_Musik | 2010-10-31 20:57 | コンサートの感想
昨日は…
昨日は台風のせいで演奏会に行けず、結局家で色々と仕事をしながら過ごしてしまった。今朝は昨日の停滞を取り戻すべく多少の努力を傾けているところである。
しかし、すっかり秋も深まり、日もずいぶん短くなり朝が暗い内にはじめることが多くなった。それにずいぶん涼しくというより寒くなった。先日飲んで帰ったときにそのままつい机の前でメールをしながら寝てしまい、ちょっと風邪気味だったが、なんとかひどくならずに済みそうでよかった。
それにしても風邪をひいている人もずいぶん増えてきた。季節の移ろいを強く感じる次第である。
ところで、PTNAからファックスが届き、今年の春にコンペに出した「花は舞う」という曲は来年度以降の課題曲候補となったとのこと、その曲ともう一曲がKAWAI出版から来春出版となるという連絡を受けた。
2〜3回の飲み代になるだろう。ちょっとしたアルバイトか…。そろそろ仕事に戻ろう。今日も午後からコンサートに行く予定。

写真はツークのオズウァルト教会のオルガン。
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by Schweizer_Musik | 2010-10-31 04:47 | 日々の出来事
今朝の仕事中…
朝から「リモージュの市場」の編曲にかかっている。今までの曲とは全く違う難しい曲である。前から思っていたことだが、この曲以降、ムソルグスキーは別人のように作曲の腕を上げているのである。中身はより個性的で工夫があり、どこも一筋縄では全く歯が立たない内容となる。
プロムナードは簡単に終わったのだが、続く「リモージュの市場」は数小節に昨日一日(と言っても授業の合間のことなので、大して時間はかけられなかったが…)かかってしまった。
もちろんムソルグスキーの特大級の天才が一体何を聞いていたのだろうと、想像しながらテキストとなるピアノ譜と格闘せねばならないのだが、あまりにラヴェルの足音が大きくて、なかなか自分の音を作るのが大変!!である。こればかりは静かにしてくれとは言えず、一生懸命その「足音」が聞こえにくくなるよう、離れる努力をしているところである。この週末で「リモージュの市場」を終え、「カタコンベ」(これまた難題の曲である!!)に入りたいと思う。
この仕事は来年の年末発表予定なので、「バーバ・ヤガー」の手前で少し休止し、他の仕事をやってから再開する予定となっている。とは言え、前半の最大の難所にかかったところ。それでも楽しい。なんて奴だ!ムソルグスキー!!

写真はソーリオの村にある水場。セガンティーニの世界がここにはまだ息づいている!!
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by Schweizer_Musik | 2010-10-30 08:48 | 日々の出来事
ブラームスのチェロ・ソナタ第2番をピアティゴルスキーとルービンシュタインの名演で聞く
作曲者 : BRAHMS, Johannes 1833-1897 独
曲名  : チェロ・ソナタ 第2番 ヘ長調 Op.99 (1886)
演奏者 : グレゴル・ピアティゴルスキー(vc), アルトゥール・ルービンシュタイン(pf)
CD番号 : RCA/88697760992

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by Schweizer_Musik | 2010-10-30 06:27 | CD試聴記
ブルックナーの交響曲第2番をヴァントの名演で聞く
作曲者 : BRUCKNER, Anton 1824-1896 オーストリア
曲名  : 交響曲 第2番 ハ短調 (1872/1877年改訂稿)
演奏者 : ギュンター・ヴァント指揮 ケルン放送交響楽団
CD番号 : RCA/8 86977 76582 7

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by Schweizer_Musik | 2010-10-29 23:39 | CD試聴記
ラフマニノフのパガニーニ・ラプソディーを小山実稚恵の演奏で聞く
作曲者 : RACHMANINOV, Sergei 1873-1943 露
曲名  : パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 (1934)
演奏者 : 小山実稚恵(pf), アンドリュー・デイヴィス指揮 BBC交響楽団
CD番号 : SONY-Classical/SRCR9140

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by Schweizer_Musik | 2010-10-29 07:46 | CD試聴記
マーラーの交響曲 第3番をレヴァインの指揮で聞く
作曲者 : MAHLER, Gustav 1860-1911 オーストリア
曲名  : 交響曲 第3番 ニ短調 (1893-96/1906改訂)
演奏者 : ジェームズ・レヴァイン指揮 シカゴ交響楽団, 合唱団(マーガレット・ヒリス合唱指揮), グレン・エリン児童合唱団(ドリーン・レイオ合唱指揮), アドルフ・ハーセス(post-hr), マリリン・ホーン(m-sop)
CD番号 : RCA/8 86976 86092 9

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by Schweizer_Musik | 2010-10-28 23:41 | CD試聴記
昨日のオーケストレーションの課題の作例です
昨日の授業で行った弦楽四重奏の編曲の作例です。参考のためにあげておきます。
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by Schweizer_Musik | 2010-10-28 09:09 | 授業のための覚え書き
展覧会の絵よりサミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレの編曲終わる
昨日は水曜定例会(ただの飲み会です!)で、遅くまでたらふく飲みまくって帰る。が授業が終わってからしばらく時間があったので、ムソルグスキーの「展覧会の絵」の中から、サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレの編曲に取り組み、後半部分を飲み屋で一杯やりながら、皆の到着を待っている間に終わってしまった。
良い感じになった。ラヴェルと同じようにトランペットを使ったのは、卒業生のS君が演奏会で買ったばかりのピッコロ・トランペットを吹いてくれるという話があったので、それならばラヴェルと同じになってしまうけれど、トランペットでシュミュイレを表現しようと思ったためである。
冒頭の傲慢な金貸しは弦楽とファゴットとクラリネットを使っている。ベートーヴェンの「運命」の冒頭のユニゾンに倣ってみた。天才ムソルグスキーは許してくれるだろうか?
音はこちらのアレンジのコーナーに置いてあるので、コンピューターでの音であるが聞くことができる。
楽しい仕事である。次はラヴェルが編曲しなかった(できなかった)プロムナードである。どうするかもうアイデアはあるが、リモージュの市場が早くやりたいと思っている私である。あれが大好きなのだ。

写真はコンスタンツの旧市街。何度も書いているがこれは8月28日に撮ったもので、夕刻ではなく正午近く。この日は寒かった…。日本の猛暑が同じ地球で起きていることとは思えないほどだった。
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by Schweizer_Musik | 2010-10-28 09:03 | 新曲出来ました
デーヌのヴァイオリン協奏曲をイワノフのヴァイオリン、大野和士の指揮で聞く
作曲者 : D'HAENE, Rafaël 1943- ベルギー
曲名  : ヴァイオリン協奏曲 "Concerto pour violon et orchestre" (1989)
演奏者 : ヨシフ・イワノフ(vn), 大野和士指揮 フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団
CD番号 : Aparte/APARTE0007

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by Schweizer_Musik | 2010-10-27 09:22 | CD試聴記