ヴァイスのリュート・ソナタ 第48番をロバート・バートの演奏で聞く
c0042908_19114100.jpg作曲者 : WEISS, Silvius Leopold 1686-1750 独
曲名  : リュート・ソナタ 第48番 嬰ヘ短調
演奏者 : ロバート・バート(lute)
CD番号 : NAXOS/8.554557

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-13 18:39 | CD試聴記
謹告
コメントは一切受け付けないという設定にいたしました。こんなに簡単に設定できるとは知りませんでした。(私があまりに知らなすぎるだけでしょうが…)コメントが悪意のあるものばかりになり、私が趣味でやっている(ついでに仕事の連絡もしている)ブログでは、コメントやTBの必要はないと判断することになりました。
内容についての批判ならともかく、そうではなく、ただ表面的なこと、言い回しなどに突っかかってきたりしていたものが、最近は一言のみの、出す意味もないただの落書き程度のものへと変化してきて、「愚かな…」と思ってつい消してしまい、後でそのまま出せば良かったと後悔したりしています。
出せば良いと思いながらもつい頭に来て消してしまうのですが、そうした細々としたことが、それ自体はなんということはないのですが、精神的に疲れさせることは事実で、しばらく仕事のやる気がなくなってしまうという反動まで来してしまっているのが現状です。
気にくわなければ来なければ良いと思っていたのですが、そうではなく、悪意を助長させることとなってしまったのは、私の不徳といたすところです。
日々多くの方がお越し下さることに感謝しつつも、このツールは一方通行のツールとして残させていただくことといたします。
またいただいたコメントが、表示されなくなってしまったのは返す返すも残念に思いますし、申し訳なく存じます。
ただ、サーバーには残っており、いつの日か、このブログも更にマイナーで誰にも相手にされなくなった頃に、またコメントを受け付けられるようにして、表示できるようになりたいと思っております。
最近、ちょくちょく見て、なるほどと感心したりするブログなどでもこうしたところが増えて来ており、そういう時代なのかなぁと思ったりし始めています。
残念ですが、皆様のご了解をよろしくお願いいたします。
# by Schweizer_Musik | 2012-02-13 18:16 | 日々の出来事
ドヴォルザークのジプシーの歌をシュライヤーの歌で聞く
c0042908_122387.jpg作曲者 : DVOŘÁK, Antonín 1841-1904 チェコ
曲名  : ジプシーの歌 "Cigánské Melodie" Op.55 B.104 (1880) (ヘイドゥク独訳)
演奏者 : ペーター・シュライヤー(ten), マリアン・ラプシャンスキー(pf)
CD番号 : Berlin Classics/0032492BC

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-13 12:24 | CD試聴記
レスピーギのシバの女王、ベルギスを聞く
c0042908_1030137.jpg作曲者 : RESPIGHI, Ottorino 1879-1936 伊
曲名  : バレエ組曲「シバの女王、ベルギス」P.177 (1930-31)
演奏者 : ジェフリー・サイモン指揮 フィルハーモニア管弦楽団
CD番号 : Chandos/CHAN 8405

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-13 10:47 | CD試聴記
ヴァイスのリュート・ソナタ 第34番 ニ短調を中川祥治氏の演奏で聞く
c0042908_2039581.jpg作曲者 : WEISS, Silvius Leopold 1686-1750 独
曲名  : リュート・ソナタ 第34番 ニ短調
演奏者 : 中川祥治(lute)
CD番号 : ACUSTICA-RECORDS (ご入り用の際はこちらからどうぞ!)

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-12 20:39 | CD試聴記
間宮芳生の五つのフィンランド民謡を聞く
c0042908_12593461.jpg作曲者 : MAMIYA, Michio (間宮芳生) 1929- 日本
曲名  : チェロとピアノのための「五つのフィンランド民謡」(1977)
演奏者 : エルッキ・ラウティオ(vc), 舘野 泉(pf)
CD番号 : KING/KICC-3607

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-12 13:21 | CD試聴記
マッギーニのトルソⅣを聞く
作曲者 : MAGGINI, Ermano 1931-1991 スイス
曲名  : トルソⅣ (1987)
演奏者 : オルチェス・トリオ【白土のりこ(vn), ウォルテル・ギーガー(g), 白土ふみお(cb)】
CD番号 : Jecklin/JS 295-2

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-12 12:22 | CD試聴記
レスピーギの4つの詩 P.125を聞く
c0042908_22361636.jpg作曲者 : RESPIGHI, Ottorino 1879-1936 伊
曲名  : 4つの詩 "Quattro liriche" Op.125 (1920) (G. ダンヌンツォ作詞) (アドリアーノ編曲)
演奏者 : ファリダー・シェーファー=スプラダ(m-sop), アドリアーノ指揮 スロヴァキア放送交響楽団
CD番号 : MARCO POLO/8.223347

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-11 22:53 | CD試聴記
シューマンのヴァイオリン・ソナタ第1番をツェートマイアーの演奏で聞く
c0042908_1165992.jpg作曲者 : SCHUMANN, Robert Alexander 1810-1856 独
曲名  : ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 Op.105 (1851)
演奏者 : トマス・ツェートマイアー(vn), シプリアン・カツァリス(pf)
CD番号 : TELDEC/2564681031

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-11 11:25 | CD試聴記
昨日は…
昨日は1日、学生の提出作品とつきあい、コンバス奏者のK先生と写譜屋のN君といつもの飲み屋で散々くだを巻き、日付変更線を越えての帰還と相成った。
普段は滅多にしない、音楽論のようなものを熱く語るという醜態をさらけ出してしまった。付き合って下さったお二人に心から感謝。ちょっと溜まっていたものをはき出して、私は開放感に酔いしれていたが…、聞いて下さった方は、困惑されていたことだろう。ふとスイッチが入ってしまったみたいで、申し訳ないことだった。
今日から学生作品の添削が始まる。今年はちょいと大量なので、頑張らねば…と思っているが、それとともに我が校のシラバスも書かなくてはならない。こちらの方は月曜には届けなくてはならないので、少し大変である。
今年から授業回数が減り、時間が少し長くなるので、今までのシラバスは使えないことになるから、去年と同じというのはダメで、しっかりと書き直さなくてはならない。
無伴奏ヴァイオリンの校正譜が水曜に届き、昨日、N君にチェックした楽譜を手渡した。来週の水曜には第二次校正の譜面が届くことだろう。良い楽譜が出来ることに至極満足している。

写真は引き続きヴァーレンシュタットの町からの風景。
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# by Schweizer_Musik | 2012-02-11 07:13 | 日々の出来事
昨日の授業
昨日の現代音楽の授業では、シェーンベルクの「ピエロ・リュネール」をとりあげ、その歴史的意義と、使用された技法を作品の簡単な分析とともに説明した。
続くオーケストレーションでは、イベールのサクソフォン協奏曲の第1楽章を分析。
続いて実習を行う。その際の作例を次にあげておく。
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以上です。学生諸氏はこれはあくまで参考として、それぞれ個々におけるアイデアを実現するために精進して下さい。
続けて、写真はリストとダグー夫人の記憶の残る、スイス、ヴァーレンシュタットの町の中心あたり。
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# by Schweizer_Musik | 2012-02-09 08:47 | 授業のための覚え書き
シェーンベルクの月に憑かれたピエロをクレオ・レーン他で聞く
c0042908_23113547.jpg作曲者 : SCHÖNBERG, Arnold 1874-1951 オーストリア→米
曲名  : 月に憑かれたピエロ Op.21 (アルベール・ジロー詩) (1912)
演奏者 : クレオ・レーン(vo), エルガー・ハワース指揮ナッシュ・アンサンブル【マーシャ・クレイフォード(vn/va), クリストファー・ヴァン・カンベン(vc), ジュディス・ピアース(fl/picco), アントニー・ペイ(cl), クリフォード・ベンソン(pf)】
CD番号 : TOWER-RECORDS(BMG)/TWCL-3026

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-07 23:44 | CD試聴記
ウォルトンのヴィオラ協奏曲をメニューインと作曲者の指揮で聞く
c0042908_1033293.jpg作曲者 : WALTON, William 1902-1983 英
曲名  : ヴィオラ協奏曲 (1928〜29/1964改訂)
演奏者 : イェフディ・メニューイン(va), ウィリアム・ウォルトン指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
CD番号 : EMI/2 64131 2

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-07 20:43 | CD試聴記
外大のシラバスが完成する
色々あって、中断したりして、のびのびになっていたシラバスの執筆が終わった。計画はかなり細かくたてたつもりだが、相手のあることなので、多少の伸び縮みはあるものとして、大雑把なところはわかるようにしておいた。
国民楽派以降はここには書いていないが、ともかく一応こんな感じかなぁというところは出来た…気になっている。
シラバスは、外大のサイトへ直接我が家のコンピューターから入稿できるので、大変助かる。我が校のものはまだ何も言ってこないけれど、大丈夫かなあ…。変化がないということなのだろうが。
昨日は、出版の最終的な打ち合わせも出来たし、懸案だったものは全て終わりそうだ。後は編曲のみである。まだ大作がいくつか残っている。頑張らねば…。

写真は古い写真のスキャンで恐縮だが、ヨーロッパ最高峰のモンブラン。スイスとフランスの国境のダム湖であるエモッソン湖から撮った一枚。ここに行ってからもう20年近くが経った…。月日の経つのは早いものだ。こんなことを書くと歳とった証なのだそうだが、そうなのだから仕方がない。つい最近のような気でいたのだけれど…(笑)。
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19:40 追記
先ほど、外大のシラバス登録のページから、作成したシラバスの登録を終えた。大したことではないのだけれど、少しだけホッとしている…(笑)。
# by Schweizer_Musik | 2012-02-07 15:37 | 日々の出来事
シューベルトの八重奏曲を故ボッセ他の演奏で聞く
c0042908_81544.jpg作曲者 : SCHUBERT, Franz Peter 1797-1828 オーストリア
曲名  : 八重奏曲 ヘ長調 Op.166 D.803 (1824)
演奏者 : ジークフリート・キーブラー(cl), ヴァルデマール・シーバー(hr), ヴェルナー・ゼルトマン(fg), ゲルハルト・ボッセ(vn), カール・ズスケ(vn), ディートマール・ハルマン(va), フリーデマン・エルベン(vc), コンラート・ジーバッハ(cb)
CD番号 : Berlin Classics/0030322BC

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-07 08:41 | CD試聴記
ショスタコーヴィチの交響曲第4番をスラトキンの指揮で聞く
c0042908_0512266.jpg作曲者 : SHOSTAKOVICH, Dmitry 1906-1975 露
曲名  : 交響曲 第4番 Op.43 (1935-36)
演奏者 : レナード・スラトキン指揮 セントルイス交響楽団
CD番号 : RCA(SONY-Classical)/SICC-1488

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-07 01:30 | CD試聴記
カウエルの管弦楽のための「オンガク」を聞く
c0042908_23424495.png作曲者 : COWELL, Henry 1897-1965 米
曲名  : 管弦楽のための「オンガク」(1957)
演奏者 : ロバート・ホイットニー指揮 ルイヴィル管弦楽団
CD番号 : first-edition/FECD-0003

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-06 23:44 | CD試聴記
ポポフの交響組曲 第1番を聞く
c0042908_22483934.jpg作曲者 : POPOV, Gavril Nikolayevich 1904-1972 露
曲名  : ポポフ/交響組曲 第1番 "Patron of Electrification" from the Film "Komsomol" (1932) 第3楽章 Intermezzo
演奏者 : レオン・ボットスタイン指揮 アメリカ交響楽団, マリーナ・ポプラフスカヤ(sop), ヨシュア・ウィノグラード(br)
CD番号 : iTune-Storeにてダウンロード購入

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-06 23:14 | CD試聴記
ブラウンフェルスの管弦楽のための変奏曲「ドン・ファン」を聞く
c0042908_22205745.jpg作曲者 : BRAUNFELS, Walter 1882-1954 独
曲名  : ドン・ファン "Don Juan" Op.34 (1922-24)
演奏者 : レオン・ボットスタイン指揮 アメリカ交響楽団
CD番号 : iTune-Storeにてダウンロード購入

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-06 22:39 | CD試聴記
シェックの「残響」を聞く
c0042908_1030770.jpg作曲者 : SCHOECK, Othmar 1886-1957 スイス
曲名  : 残響 "Nachhall" Op.70 (1954/55) (レーナウ & クラウディス詩)
演奏者 : ジョン・ハンコック(br), レオン・ボットスタイン指揮 アメリカ交響楽団
CD番号 : iTine-Storeにて購入、CDでの販売については不明

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-06 10:50 | CD試聴記
ブルネッティのスターバト・マーテルを聞く
c0042908_23401915.jpg作曲者 : BRUNETTI, Giovanni Gualberto 1706-1787 伊
曲名  : スターバト・マーテル (1764)
演奏者 : アンサンブル・トゥリクム, エレナ・モスク(sop), ルイツ・アルヴェス・ダ・シルヴァ(c-ten)
CD番号 : PAN CLASSICS/510 077

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-06 00:08 | CD試聴記
タンスマンの交響曲第4番を聞く
c0042908_22293638.jpg作曲者 : TANSMAN, Alexandre 1897-1986 ポーランド→仏
曲名  : 交響曲 第4番 嬰ハ短調 (1936-39)
演奏者 : オレグ・カエターニ指揮 メルボルン交響楽団
CD番号 : CHANDOS/CHSA5041

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 23:03 | CD試聴記
マクファーレンの歌劇「ロビン・フッド」を聞く
c0042908_21361561.jpg作曲者 : MACFARREN, George 1813-1887 英
曲名  : 歌劇「ロビン・フッド "Robin Hood"」(1860)
演奏者 : ロナルド・コープ指揮 ヴィクトリア・オペラ管弦楽団, 合唱団, ニッキー・スペンス(ten/ロビン・フッド), ケイ・ジョーダン(sop/マリアン), ジョージ・ハルバート(br/サー・レジナルド・ブレイシー), マグダーレン・アシュマン (m-sop/アリス), ルイス・ハースト(bs/ヒューゴ), アンドリュー・マッケンジー=ウィックス(ten/アラン・ア・デイル). ジョン・モロイ(bs/リトル・ジョン), アレックス・ノックス(br/マッチ)他
CD番号 : NAXOS/8.660306〜7

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 22:05 | CD試聴記
今日はおしまい…
今日はもうおしまい。前半戦でかなり根を詰めて仕事をした。コメントに対するレスを書いていて、いつの間にか長くなってしまい、それが2時間ほどあって、その後、無伴奏というわりあいで仕事をした。明日には、外大のシラバスをやってしまわないといけないだろうし、あれやこれやとやることはある。こうしてやらなくてはならないことを数え上げているだけで、ちょっとウンザリしてくるのだけれど、とりあえず今日はおしまいにしよう。
昨日、アマゾンに注文したマクファーレンの歌劇「ロビン・フッド」が夕方届いた。この快適さに慣れてしまうと、もうCDショップというものが、無くなりつつあるのも時代の流れとして当然という気がしてくる。
数年前、私も大変お世話になった某楽器店がCDの販売にシフトしていたために、会社更生法の適用を受けてなんとか再建するという出来事があった。その時、会社の建て直しに陣頭指揮をとられた社長さんが、おそらくは過労の末に意志半ばにて亡くなられるという悲劇を思い出してしまった。
あれからもう何年たったのだろう。今思えば、まだCDが今よりも力があったと思うのだが、今ではその多くがダウンロードで販売され、自分もそうしたものを利用しているし、その便利さも実感しているところで、更にダウンロードでは手に入らないCDや楽譜もほとんどを通販かオークションで手に入れるようになってしまい、ショップには滅多に行かなくなってしまった。とうとう1年近く、CDショップには足を踏み入れていないし、楽譜屋は2年ほど行っていない。楽譜は海外のサイトで購入するし、日本版しかないものでも、たいていアマゾンなどで手に入るからだ。
流通の形が全く変わってしまったのである。これに乗り遅れたショップは、淘汰されることになるのではと思う。昔懐かしいレコード屋に、いそいそと通った日を懐かしく思い出す。帰りの道すがら、レコードの解説を読んで、手に入れたことの喜びを味わい、家に帰ってそれを聞き、また感動する。こんな体験は、もう出来ないのだ…。
ほとんど引きこもり状態でも、充分快適に過ごせる時代となったのである。この時代に生き残るのはもうショップではなさそうだ。

写真はアールガウ、アーラウの町。
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# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 20:53 | 日々の出来事
ハウアーのノモス Op.19
c0042908_15565394.jpg作曲者 : HAUER, Josef Matthias 1883-1959 オーストリア
曲名  : ノモス "Nomos" Op.19 (1919)
演奏者 : エリーサベト・クレイン(pf)
CD番号 : Classico/CLASSCD176

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 16:30 | CD試聴記
シチェドリンのカルメン組曲をプレトニョフの指揮で聞く
c0042908_15133111.jpg作曲者 : SHCHEDRIN, Rodion Konstantinovich 1932- 露
曲名  : バレエ「カルメン」組曲 (1967)
演奏者 : ミハイル・プレトニョフ指揮 ロシア・ナショナル管弦楽団
CD番号 : Grammophon/4711362

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 15:41 | CD試聴記
シューマンのフモレスケを河村尚子のピアノで聞く
c0042908_1332668.jpg作曲者 : SCHUMANN, Robert Alexander 1810-1856 独
曲名  : フモレスケ 変ロ長調 "Humoreske" Op.20 (1838)
演奏者 : 河村 尚子(pf)
CD番号 : RCA(SONY-Classical)/SICC-10112

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 14:33 | CD試聴記
無伴奏の訂正が終わった
「無伴奏ヴァイオリンのための四題」

第1曲 Move
第2曲 竹林 (六段からなる主題と変容)
第3曲 Fuga
第4曲 舞

という曲がようやく完成し、細かなところのチェックを終え、写譜屋のN君にデータを送ったところ。委嘱をして下さった、畏友、福富博文さんにも、メールでその旨を伝え、以上で1年近くかかった作品がようやく私の手を離れた。
ずっと持ち歩いては、折に触れて書き加え、書き直ししてきたので、もの凄く愛着がある曲となった。以前に書いた「風のダイアローグ」、「風の変容」に続くシリーズとして構想したものだが、より伝統的なものに沿う形へと自分自身が変化してきたことをこの三作で如実になってきたと思う。

ともかく、昨日と今日はこれで終わったようなものであった。疲れた…。

写真はスイスの首都、ベルン。向こうの方に国会議事堂が見える…。
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# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 13:02 | 新曲出来ました
無調の音楽とは?
Kasshiniさん、現在の私の考えを書きます。
コメントに対するレスのつもりで書き始めたら、とても長くなったので、ここに書くことにしました。CDの感想以外はコメント不可にしていますが、これは例外として、コメント化にしておきます。

無調の音楽に対して、私は懐疑的です。純粋な無調で書いた作品は、多分学生時代のいくつかだけです。後は目一杯調性音楽で私の作品は占められています。
一方、12音技法で書いたものもいくつかありますが、学生時代のものを除くと、この数年、授業の資料として書いたものとして木管五重奏の曲と、12音説明用のピアノ小品、そして「孤独なカプリチオ」という作品のみです。

無調が「なんで生まれたのか知りたかった」とお書きになっていますが、ベートーヴェンの大フーガ、モーツァルトの幻想曲ハ短調などの古典から少しずつ、調性は崩壊していたのでした。
決定的だったのは、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」の前奏曲でした。無調とかいうのではありませんが、それまでの主調がイ短調ならば、主和音はラドミと決まっていて、それに終止しなくてはならないルールを、はじめて止めてしまったことです。
あれによって、調性は大きく崩壊への道を歩み出しました。その過程には、リストのピアノ協奏曲などもあったのですが、トリスタン以後は、様々な試みが成されたのでした。
それは自分だけの響き、自分だけのメロディーを求めた複雑化の道でした。和音の第7音だけでは飽きたらず、第9音を多用するだけでなく、解決をしないまま放置するようになり、更に第11音まで使うようになり、教会旋法の復活から、それを取り入れた作品が生まれて行きました。
調性の枠内でも、止むに止まれずこの方向へと、皆が突き進んだのは、やはりそれぞれのスタイルを確立していく中で起こったことであるからだと思います。
ドビュッシーの全音階やドヴォルザークの旋法の復権など、これらの多くの試みの中には、無調に近づいたものもありました。フランクやヴェルディといった人たちもこの中に含まれます。ですが、決定的に調性を放棄するに至ったのは、1907年頃に書かれたシェーンベルクの弦楽四重奏曲第2番の終楽章においてでした。時同じくして、美術の世界で遠近法が放棄されています。音楽においてもその大切なものが放棄されるに至り、何を聞いてもらうのかが、問題となります。
12音技法が提案されますが、その過程で、シェーンベルクと袂を分かつこととなったハウアー(HAUER, Josef Matthias)の技法が無視されているのは、やはり残念なことであるかもしれません。そう研究したわけでもないので、残念ながら、詳細を述べる力は私にはありませんが、ひょっとしたらこの行き方は、面白いかもと思って、楽譜を取り寄せようかと思ったりしているところです。
しかし、いずれにせよ、このセリーの音楽は、決定的な難しい側面を持っていました。それは歌えるようなメロディーがそこから完全に失われてしまったということです。ベルクのヴァイオリン協奏曲ような試みはもう1つの行き方だろうと思います。私の木管五重奏のエレジーはその手法を単純化したものなのですが…。
調性の崩壊から、トータル・セリエルに向かう道筋のにある音楽は、ある意味で伝統の継承と発展を担うものであったと思います。

学生に無調でメロディーを書かせると、なかなか出来ずに皆大変苦労します。実は無調でメロディーを書くのは難しいのです。一方、伴奏を無調にするのは意外と簡単です。和音を不協和にすれば済みますから…。
ですので、メロディーが書けない作曲家というものも、戦後、ずいぶん生まれたと、その世代の作曲家の方から聞いたことがあります。
そうした人たちのことなどはどうでも良いのですが、こうして無調であろうとしたのは、すでに調性で書くと何かに似てしまうという強迫観念もどこかにあったのではと思うところです。それは私の先生からもよく聞かされた話でした。調性で書くということは、主に7つの音で書くということですが、それではどう作っても、前に作られた何かに似てしまう。だから音を12個に増やすのだと…。
ちなみに、5つだけのペンタトニックで書かれる演歌などでは、もうギリギリの勝負というか、似せないで作る技術が絶対に必要なのではないでしょうか?私も小さな歌をペンタトニックで書いたら、誰かの曲に似ていると書かれました。ある意味で、似てる、似てないの「盗用疑惑」などというものが、一人歩きする恐怖は、とんでもないことです。
その曲はお蔵入りするはずだったのですが、すでに送ってあったところで演奏され、評判を呼んでちょっと広まってしまったので、私としてはもうどうすることもできず…です(笑)。
戦後のダルムシュタット楽派などには、このセリー主義を極端に発展させる作曲家たちがいました。またこれに偶然性が付け加わったシュトックハウゼンなどの作曲家がこれを更に発展させたのですが、それはもちろんご存じのことでしょう。
それらは、元を辿っていくと、大概はウェーベルンにたどり着きます。彼の作品数は限られていますから、全作品のスコアを手に入れることも比較的容易ですし、CDでも三枚、初期作品を入れても五枚もあれば充分です。寡作家であったというだけでなく、曲の規模が小さいためにそうなってしまうのですが、もともとはマーラーに憧れて作曲をはじめたというのはあまり知られていないようです。そう考えて聞くと、パッサカリアなどはマーラー風の管弦楽法が聞かれると思います。
しかし、彼は大管弦楽で人を驚かせるのではなく、少人数で、極端な集中を強いる作品を書くようになります。弦楽三重奏曲も確かに名曲ですね。(一言、変奏曲と書いたのは、Op.30ではなく、ピアノのための変奏曲Op.27です。)
彼の作品は、後期の作品群もいずれ劣らぬ傑作ばかりですが、私は初期の表現主義的でダイナミックな6つのパガテル Op.9などに心惹かれます。ここには、まだ彼の初々しさと覇気がふんだんに聞かれて、何だか気持ちが良いのです。
しかし、仰せの通り、後期作品の音色旋律は、点描主義と呼ばれることもある寡黙で分断されたメロディー・ラインなどともに、戦後世代の音楽家たちに大きな影響を与えたことには違いなく、ダラピッコラが最も大きな継承者となったのでした。
ダラピッコラ作曲の合唱と二台のピアノと打楽器のための「囚われの歌 "Canti di progionia"」は、その音楽の強さ、美しさがバランスした名作だと思います。
12音ではなくダイアトニックな部分が多い作品ですが、新たな行き方を示していると思います。はじめて聞いた時に、もの凄く感動したものです。プロパカンダ的なところばかりが取りざたされますが、それよりも音楽そのものの美しさを聞くべきだと私は思います。
ダイアトニックな行き方で、無調に代わる12の調性を自由に使用する中心軸システムを作り出したバルトーク・ペーラを忘れてはならないと思いますが、ここでこれまで持ち出すと果てしないことになりそうなので止めておきます。

ブーレーズや松平頼曉氏などの作品は、かなりとんがっていた前衛の時代を今も持っていますね。松平頼曉氏の仰せのRevolutionは、1991年の作品だったと思います。トータル・セリエルから発展した氏が自ら語るところの第三期の作品で、彼自身が「ピッチ・インターヴァル技法」と語るもので、総音程音列というものから乱数表を用いた、かなり斬新で極端な技法による作品であったと思います。
思いますというのは、楽譜を取り寄せて研究したわけでもないので、そう詳しく語ることができないので…。ただ聞いていると唐突に音が薄くなったり、厚くなったりと、乱数表による偶然性に起因するものがあるようです。
これを面白いと聞くか、それとも馬鹿馬鹿しいと思うかの差なのでしょう。ただ、自分だけの新たな技法(様式)を探し求めて止まない、たくましさは、創造者としての作曲家の精神そのものと言ってよいのではないかと思います。
ピエール・ブーレーズの作品はいくつか勉強をしましたが、ダルムシュタットの顔と言っても過言でない彼は、私にとって指揮者ではなく、あくまで作曲家であります。
彼のピアノ・ソナタ第2番などを大変好むところですが、過激なセリー主義から、もう少し緩やかな運用によって、音楽自体のしなやかさを獲得した「ル・マルトー・サン・メートル」は、ピエロ・リュネールの正当な継承者であると思います。
長くなりすぎたので、このくらいにしておきます。
# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 11:35 | 音楽作品分析
マクファーレンの交響曲第4番を聞く
c0042908_311139.jpg作曲者 : MACFARREN, George 1813-1887 英
曲名  : 交響曲 第4番 ヘ短調 (1833)
演奏者 : ウェルナー・アンドレアス・アルベルト指揮 クィーンズランド・フィルハーモニー管弦楽団
CD番号 : cpo/999 433-2

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# by Schweizer_Musik | 2012-02-05 03:19 | CD試聴記