清水直子の演奏で聞くシューマンの「おとぎの絵本」
作曲者 : SCHUMANN, Robert Alexander 1810-1856 独
曲名  : おとぎの絵本 Op.113 (1851)
演奏者 : 清水直子(va), オズギュル・アイディン(pf)
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昨日は体調不良で、学校を休もうか迷ったあげく行き、なんとか終えて帰ったらもう全く使用不能で食事を摂ってすぐに就寝。これほどのことは久しぶりだった。若い時ならなんとか無理は利いたのだが、五十才を迎えたこの身体ではちょっと無理が利かず…である。
だから授業はかなり手抜きになってしまった。学生のみなさん、ごめんなさい!!普通にしていたけれど、ちょっとシンドかったのです。申し訳ない。
一晩ぐっすり寝て、今起きたところ。なんとか復活…した。体調が悪くても(どうも風邪みたいだ)食欲はなくならない。「鋼鐵の胃」の持ち主であることを痛感。逆にこれで健康を頂いているのだから、丈夫に生んでくれた母に感謝しなくては!
で、今日もナクソス三昧で、ベルリン・フィルの首席の清水直子さんのシューマン、そしてブリテンのラクリメの投影他を聞いている。
彼女は何年か前に東フィルで、プレトニョフのヴィオラ協奏曲の日本初演で聞いたけれど、曲はともかくヴィオラの上手さに驚いたものであるが、ここでの彼女の演奏は舌を巻く素晴らしさ!だ。音楽性と技術の一致とはかくも美しい成果を生むのである。
共演は夫のオズギュル・アイディン。何年か前に「情熱大陸」に二人出演していたということだが、私は見逃している。
それはともかく、こんな演奏がナクソス・ミュージック・ライブラリーに公開されたことを心から喜びたい。敢えて、決定盤だとは言わない。もっと凄いものが出てきそうな気がしているから…。

ところで今聞いているケンジ・バンチによる組曲はなかなか良い曲だ。1973年アメリカ生まれの作曲家が清水直子のための書いたものだそうだ。作曲は1998年。25才のパンチ氏が成熟した技術を身につけていることに驚かされる。現代風ではなく、ちょっとアストル・ピアソラ風のところもあったりして、なかなか聞かせ上手だ。
どういう経緯で清水直子に作品を提供したのかは知らないが、このような素晴らしい演奏でCD化され、広く聞かれるようになったことは素晴らしいことだ。
ぜひ一聴をお薦めしたい。
by Schweizer_Musik | 2008-12-13 09:52 | ナクソスのHPで聞いた録音
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