歌曲づいてしまった…(笑)
学生たちに受けさせようと思って取り寄せた歌曲コンクールの詩を読んでいるうちに、頭の中にメロディーが浮かんできてどうしようもなくなってしまった。
チューリッヒで出会ったゴレイさんから「歌曲は書かないの?」という問いかけに応え、秋から冬にかけていくつかの歌を書いたけれど、続いてこうしたものと出会うというのは、何だか運命のようなものを感じる。
とは言え、歌を作るのは私には大変な仕事で、詩の世界を自分のものにして、そこからメロディーを紡ぎ出すにはかなり時間がかかる。
歌のために作った詩のようで、リズムがありすぎるというのも逆に作りにくさを感じさせる。そのリズムにのってしまうと、平易な作品ができるが、自分の歌にはなりにくい。ちょっとそのあたりの呼吸のようなものが難しいと思うのだけれど、歌を作っている人はどう考えているのだろう?
どう指導すべきか、色々と考えては、詩を色々とこねくり回して、午後を過ごしていた。
作るつもりは今はないのだけれど、なんだか歌曲づいてしまった…(笑)。

ナクソス・ミュージック・ライブラリーで、ベルリオーズの歌曲を聞いている。こちらはちょっとした偶然だけれど、ベルリオーズはずらりとティンパニーを並べたりして、かなりエキセントリックな印象が強いけれど、歌曲は一転、実に繊細だ。
カンブルランの指揮するオケがデリケートな響きを作って歌手をよく支えている。この指揮者は最近もコメント蘭で少し触れる機会があったが、才能豊かな指揮者だと思う。
by Schweizer_Musik | 2008-12-21 18:14 | 日々の出来事
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