まだまだ作曲中…
佳境に入ったオーケストレーションは、今第18変奏を終えたところ。追加の変奏8つを含め、全て終えた。
残るはフーガだけである。あと二日ほどで終われそうで、試験休みで何とかできそうだ。
今時、パッサカリアなどという何百年も前のヨーロッパの変奏様式を取り入れて作曲し、更に最後にフーガと取り入れるなどというブラームスまがいの手法をもって作曲するなど、時代錯誤と言われそうである。
形だけ見れば、今や時代遅れの新古典主義者であり、退屈な形式主義と罵られても仕方がない。でもこれでしか書けない何かがありそうな気がするのだ。一日、とりつかれたみたいにスコアに向かっていたが、いつもより長時間の作曲で大変疲れたので、今日はこのくらいにしよう。
昨日はちょっと深追いして、結局、今日の半分はその手直しという二度手間で時間をとってしまった。ホント、やれやれであるが、170小節あまりが終わって、なんとか出口が見えてきたところで、逸る心を抑えつつ、今日の作業を終えることとした。明日はフーガを一気に書き上げればと思うが、三声で書いてあるので、かなり余裕で書けそうだ。
9人の奏者(鍵盤楽器が二人いて、打楽器が更に一人いるのでスコアの段数はちと多いが)のために書いているが、この程度の編成が私には一番合っているようだ。インスピレーションが次から次へとわき上がってくる。
by Schweizer_Musik | 2009-06-12 17:01 | 日々の出来事
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