ハンス=ユルゲン・ワルター指揮で聞くワルキューレの騎行
作曲者 : WAGNER, Richard 1813-1883 独
曲名  : 楽劇「ワルキューレ "Walküre"」(1870) 〜 第3幕への前奏曲「ワルキューレの騎行 "Walkürenritt"」
演奏者 : ハンス=ユルゲン・ワルター指揮 ハンブルグ放送交響楽団
CD番号 : iTune−Storeにて購入

ノリの良い演奏だ。それほど速くないのに、重さは全く感じない。録音はステレオであるが、優秀とは言い難い。だが、このテンポ感の良さは大変心地よい。そして緊迫感も充分にあり、最高の演奏などと勧めるのは確かに躊躇するけれど、私は充分に楽しんだ。
ハンブルグ放送交響楽団は良いオーケストラだ。弦の音に磨きがかかれば更に素晴らしくなるだろう。アンサンブルが完璧とは言えないけれど、水準をかるくクリアしている。クライマックスの作り方もイン・テンポで攻めながら、フレーズに余裕がある歌い方なので、弾むようなリズム感を感じさせるし、流れの良さに勢いも感じる。
いやなかなかの名演なのだ。今度誰かをギュンター・ヴァントの若い頃の放送録音だとか言って聞かせて騙してみようかな。多分、余程の人でも騙されるだろう。(そんなことないか…いくらなんでも…爆)
これが、今日では忘れられた指揮者なのだ。ちょっと信じられない。
by Schweizer_Musik | 2009-12-05 23:03 | CD試聴記
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