ハイ・ホー!モーツァルト
編曲者 : Donald Fraser
アルバム名  : ハイ・ホー・モーツァルト
演奏者 : ドナルド・フレーザー指揮 イギリス室内管弦楽団他
このアルバムは こちら

最近、ナクソスに行っていないのは、ソフトがないからで、なかなか時間もないので、そろそろ退会しようかと思ったり…(笑)している。ダウンロードしてインストールするのは簡単なので、その内と思いつつも、聞いていないCDはあるし…で、どうでもよくなってしまっている。
この録音も、実はCDで持っているもので、ナクソスでは聞いていない。実家に帰った際に見つけて、持ってきたもので、十数年ぶりに聞いた。
まず言えるのは演奏がどれもとても良いことと、ある程度音楽を聞いてきた人なら、それぞれに親しんでいるディズニーの音楽が、リヒャルト・シュトラウス風になったり、ショパン風になったりとするだけでなく、ある特定の超有名曲に似せてアレンジしている点が面白いことだろう。
それに編成が、オーケストラからヴァイオリン協奏曲風あり、ピアノ協奏曲風、ブラス・アンサンブルありという大編成のものから、フルート四重奏や弦楽四重奏、ギター四重奏といった室内楽、更にはピアノ・ソロやアカペラのコーラスがあるといった具合で、様々な編成があるので、変化に富んでいることだろう。
編曲者の教養の高さと技術の高さ、エスプリがとてもよく出ている。だから、聞く方も音楽のことを知らないとこのアルバムの本当の面白さにまではいけず、ある程度の教養を要求するところもある。「星に願いを」をリヒャルト・シュトラウス風にしているあたり、私などにはとても良くできていて面白いけれど、リヒャルト・シュトラウスの「英雄の生涯」や「ツァラトゥストラはかく語りき」や「ばらの騎士」と言った音楽を知らないとちょっと…。
ここがネックなのかもしれないけれど、私にはやはりとても面白いし、これが長く売れているのもそのあたりの魅力なのだろう。
CDには解説があり、何を模して編曲したかが書かれてあるので、CDを購入した方が初心者は良いかもしれない(そんなに高くない)。わざわざ購入して聞くだけの価値はあると私は思う。
お薦めです。

写真はフランツ・リストとダグー夫人がパリからの逃避行で待ち合わせをしたバーゼルの町と町を流れるライン川である。大聖堂のテラスから撮影したもの。のどかに見えるけれど、これほどの大河なのに流れが意外なほど急で、驚く…。ダグー夫人が泊まったというホテルは改装が2008年には終わり、営業していた。その前に行った時は、全面改装中(なんと三年がかりだった)で、工事のシートの中だった。
エラスムスが活躍した町バーゼルはエラスムスが活躍した町で、チューリッヒやジュネーヴのような激烈な宗教改革ではなく、比較的穏健な宗教改革を行ったおかげで、カトリックの教会も破壊を逃れて古いオルガンなども残されているのは、実に興味深い点だ。その意味でも大聖堂は必見だろう。
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by Schweizer_Musik | 2010-03-05 03:00 | ナクソスのHPで聞いた録音
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