ラ・カンパネラをシュトラウス(父)がワルツに?
作曲者 : STRAUSS, JohannⅠ1804-1849 オーストリア
曲名  : ワルツ「パガニーニ風 "A la Paganini"」Op.11 (1828)
演奏者 : ロリン・マゼール(vn)指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD番号 : BMG/74321 61687 2

マルコ・ポーロ・レーベルから出ているヨハン・シュトラウスⅠ世の全集の第2巻にこの曲は入っているが、編成を当時のシュトラウス楽団にあわせたのか知らないが、随分小さな編成で味わいはあるけれどちょっと痩せすぎていて今ひとつだったけれど、これはニューイヤーでロリン・マゼール自身がヴァイオリンを弾いての演奏だから、全く素晴らしいもの!!オーケストレーションは似ているけれど少し違っているので、使用楽譜は全く異なるようである。
多分オケ・スコアは残っていないのでは?などと思ったりする。
で、主題があのパガニーニの「ラ・カンパネラ」である。もちろん全部ではないが、これがのんびりとしたワルツになっているのだから面白い。
1999年のニューイヤーでこれをテレビで見て、CDで欲しいと思って購入したもの。
今でも手に入れることができるかどうかはよくわからないが、Yahoo!のオークションなどではニューイヤーのCDが結構出ているので、まだお聞きでない方は一度試してみられてはいかが…?ちょっとしたトリビア…?ではないかと。

写真はスイスの日本人大好きの村グリンデルワルドから登ったグローセシャイデックの峠から村に戻っていくバスを撮ったもの。ここからバッハゼーにむけてのちょっとした長歩きコースは見晴らしも良く、素晴らしいハイキング・コースだ。
ラ・カンパネラをシュトラウス(父)がワルツに?_c0042908_16385494.jpg

by Schweizer_Musik | 2010-04-09 16:39 | CD試聴記
<< エルンストのエレジー 朝の仕事は一段落終える… >>