実家を後にし、今は新幹線の中
萌えいずる若葉の中を、心地よい風に吹かれ、実家を後にし、今は新幹線の中。
幼なじみの同じ地域に住むただ一人の同級生に今朝は偶然出会った。彼は犬の散歩に出ていたのだった。スーツを着てのことだったので、もうすぐ彼も出勤なのだろう。彼と毎日この道を歩いて幼稚園と小学校に通ったのだ。懐かしい親友であるが、一昨年の同窓会以来の一瞬の再会で「久しぶり」の一言しか交わせなかった…。
もうすぐ米原である。私にとって新幹線は快適な作曲空間であるが、これでもなかなか進まないのはもう仕方がないことなのだろう。それでも今まで良いかと思っていたところ数カ所にミスが発見され、今朝はなかなか冴えている。今までこんな酷い音が聞こえていなかったのかと情けなくなる。まだまだ直すところ満載であるが、それでも一歩ずつ、まだ最初の曲がり角をようやく曲がったところ、第1コーナーを過ぎたあたりである。遅々たる作曲はいつものことながら、今回は更に酷い。まだ下書きなのだから…。
いつも今書いている曲が自分の最高傑作であると信じてやっているけれど、今回の曲は仕上がれば(…の話だが…笑)私の最高傑作となるだろう。書いている今がこんなに愛おしく感じられるというのも、作曲ができる環境にあるおかげである。ありがたいことだ!
さて仕事に戻ろう。今米原の駅を過ぎたところだ。ああ!山々の新緑のなんと美しいことか!
by Schweizer_Musik | 2010-05-06 10:00 | 日々の出来事
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