昨日は芸大フィル、そして今日は一日授業!!
昨日も芸大フィルハーモニアの演奏を聞いてから学校に行き、レッスンなどをして深夜に帰宅という次第であった。朝もモーレツに(古っ!)仕事をしてから学校へ行く。朝の授業はなんとなく集まってきて、最後は大体一杯いたけれど、最初はパラパラと数人程度で、寂しい限りだった。
どうもワールドカップ効果のようである。日本チームの快挙には頭が下がるが、一緒に浮かれているわけには行かないので、ひたすら私は仕事である。
トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」のアレンジは何とか終了した。ハープも金管もいないし、なるべく弦のディヴィジも使わない(使えない)ということで、難しいアレンジであったが、なんとかピチカートのアルペジオを入れてみたりして雰囲気だけは出してみた。
今日はこれも依頼者へ納入できるのでまぁ一つ終えることができた。



帰りに写譜屋のN君とフルート吹きのT君といつもの居酒屋で飲んで帰る。フルート吹きのT君は作編曲の仕事もするマルチタレント…(笑…本人が聞いたらびっくりするだろうな!)である。ただ卒業したてで仕事がないだけだが、彼なら少しずつ仕事が入っていくことだろう。頼んであった「悲愴」の2楽章のオケ編のスコアをチェック。はじめて本格的なオケ編であったが、初心者にしては上出来。細かな点の直しを指示して、訂正後私にデータを送るようにと頼んでおいた。
あとララの「グラナダ」と日本歌曲の「初恋」をやらなくてはならない。ついでに「帰れソレントへ」も私がやことにした。好きなカンツォーネだからで、ヤマハ時代によく転調の練習曲として子供たちに与えた素材である。ちょっと懐かしくて「やらせろ」と言ってN君からとりあげてしまった…。それはともかく、グラナダは金管なしでどうやろうか思案中である。オーボエをトランペット代わりに使えと今日はずいぶん言われたのでそうしてみようかと思ったりしている。
まっ、明日になったら考えよう。今日はもう充分仕事をしたのでこの辺りで寝よう。サッカーの日本代表が勝ったので、朝、巷は大騒ぎだったようだが、私は全く影響なく一日が終わった。そうしたことに心動かされる歳ではもうなくなったようだ(苦笑)。

写真は芸術の町、ヴィンタートゥーアの公園。夏の午後のうららかな風景…。
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by Schweizer_Musik | 2010-06-25 23:41 | 日々の出来事
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