ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番をクレバースの演奏で聞く
作曲者 : BRUCH, Max 1838-1920 独
曲名  : ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26 (1868)
演奏者 : ヘルマン・クレバース(vn), ハイン・ヨルダンス指揮 ブラバント管弦楽団
CD番号 : PHILIPS/438 774-2



中学生一年の時に買ったLPでブラームスの協奏曲とカップリングされてこの曲が入っていた。CD化されていたとは知らず、ようやく某オークションで落札して手元にやってきた一枚。
クレバースはどうも集めている人が多いようで、結構な値段で落札される傾向があるが、私もこれを3500円ほどで落札した。5000円を超えたらやめる気でいたが、大丈夫だったので、まずは一安心。
ハイン・ヨルダンスは戦後まもなくの頃、コンセルトヘボウ管によく客演していた指揮者だったと思うが、これ以外では知らない。オケはオランダのアイントホーフェンを拠点に活動している1950年設立のオーケストラである。
この録音は1964年, 1965年頃のものなので、まだオケも若かったと思うが、そこそこの演奏を聞かせている。
クレバースは、少しポルタメントを使ったりして、ちょっと甘さが出ているが、オケのちょっとしたアンサンブルの甘さとともに、第一級の名演と呼ぶにはやや躊躇するところもある。
こんなところもあり、フィリップスにはグリュミオーというスターがいたために、この録音はLPでもグロリア・シリーズで出ただけで、ずっと廃盤になったままだったのではないかと想像する。
しかし、中学一年の頃と言えば、まだせいぜ20枚か30枚ほどのLPをとっかえひっかえ聞いていた頃で、この演奏もよくターンテーブルにのっかっていたものである。
当時、そんなに良いとか良くないとかはわからなかったが、耳に馴染んでしまっているので、久しぶりに聞くと当時のことを思い出したりして、なかなか私にはうれしい一枚となった。
ブラームスもいつか聞きたいものだが、これはCD化されているのだろうか?ブラームスはハイティンク指揮で再録音されているので、多分聞く機会はないだろうなぁ…。

写真はソロトゥルンの旧市街の風景。
c0042908_11251546.jpg

by Schweizer_Musik | 2010-08-17 11:25 | CD試聴記
<< それでは皆様、行って参ります! プーランクの「典型的動物」を今... >>