昨日は一日授業で、ヘトヘトになりながら、来週の講演の原稿を練っていた。この歳になってこんな仕事が舞い込むとは思っていなかったし、ご紹介下さった先生や、私を信頼した下さった校長先生を裏切るようなことは、絶対に出来ないのでがんばるしかない。まっ、それでもこれを私は結構楽しんでいる。当日もこの講演を幸運と思い、精一杯楽しみたいと思う。
何と言っても私の母校との新しい出会いが舞い込んだのである。こんな幸運はあろうか!!そう私は思うことにした。ちょっと吹っ切れた感じである。 昨日の授業の合間に、いつものように楽譜と講演原稿を書いていた。 ところで、昨日は武満 徹の「地平線上のドーリア」の分析を行った。弦の扱いについて話している時にサルヴァトーレ・シャリーノの名前が出てこないで、困っていたら学生から教えられた。彼らもその名前を知っていたのには驚いた。 続くオーケストレーションの授業ではいつものように編曲の実習を行うが、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲第4番の第1楽章を以前紹介しただけだったので、楽譜をわたして改めて簡単な分析めいたことをしておいた。 かなり皆よく書けるようになってきている。 以下にその作例をあげておく。 あとレッスンを八時までやって、八時半に学校を出たのだが、同時並行で葛飾の方で12月のノイエ・ムジカ東京のリハーサルが小室先生の指揮で行われていた。結局私は学校を離れられないので行けなかったが、東京駅に着いた頃、事務局のN君から無事終わったとの連絡が入り、ホッと胸をなで下ろした。実は1番気がかりだったのはこれだったのだけれど、果たして小室先生のご感想は如何だったのだろうか? 帰り着いて、仕事部屋で、メールなどをしていたら、途中で寝てしまった。寒さで目をさまし、慌てて寝床に入る。あやうく風邪をひくところだった。今風邪を引いては大変なことになる…。 写真は言わずと知れたマッターホルン。
by Schweizer_Musik
| 2011-11-10 07:30
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