ノイエ・ムジカ東京の練習に出て来た
夕方から夜にかけて、葛飾シンフォニーヒルズで、12月2日のノイエ・ムジカ東京の演奏会に向けての練習に立ち会った。
少し積極性もあり、まずまずの内容だったと思う。代演で来てくれているフルートが上手いのには驚いた。これならば大丈夫だ。チェロを欠いた状態での練習であったが、響きが全体に上に寄っていること、ファゴットの難しいところでもう少し音が立つと良いのだけれど、これは仕方がないかも知れない。特に、ファゴットの喧嘩を売っているような箇所(金管2本を伴奏にソロをやる場面)には、彼から愚痴られてしまった。分かっていて書いているから私の場合は始末が悪い…のだそうだ。
ミスは仕方がないけれど、音楽をしようという積極性がないと、最後の説得力すら無くなってしまう。そうした危惧は今日の練習を聞く限りは無かった。ただ守りに入ると、音楽が停滞してアンサンブルの焦点も合わなくなるので困る。もっとギリギリのところまで自らを高めて行ってほしいと思う。そしてもっと楽しんでほしい。
後一回しか練習はないのだ。しっかり個別の練習をして来てほしい。しっかりとした練習の上に、本番では心から楽しんで演奏してほしい。音楽を積極的に楽しんで観客を巻き込んで行ってほしいと切に願う。それだけの人たちが集まっているのがこのアンサンブルなのだ。私はそう考え、そしてメンバーを信じている。
練習後、指揮の小室先生とメンバー数名とで簡単な「反省会」を飲み屋で行い、最終にて帰宅。「反省会」では議論沸騰し、何を話したか、ほとんど忘れてしまった…(笑)。憶えているのは鉄道関係の話で盛り上がったことくらいである。
つい、スイスのベルニナ線の話をしてしまった。あまり人に話すことではないのであるが、興奮してつい…。というわけで、写真はそのベルニナ線のイタリア側の終着駅ティラノの駅前の風景。もう何回かここに来ているけれど、いつも降りて次の列車で戻るので、ここを見て回ったことが無い。せいぜい駅の周り半径300メートルといったところだろう。ここはもうイタリア領である。
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by Schweizer_Musik | 2011-11-24 01:13 | 日々の出来事
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