モーツァルトのアダージョとフーガをブロムシュテットの指揮で聞く
c0042908_820452.jpg作曲者 : MOZART, Wolfgang Amadeus 1756-1791 オーストリア
曲名  : アダージョとフーガ ハ短調 K.546 (1788)
演奏者 : ヘルベルト・ブロムシュテット指揮 ドレスデン・シュターツカペレ
CD番号 : KING/KICC9411



この深刻な音楽を、当時のモーツァルトの状況に合わせて考えるのは容易だけれど、そんな単純でロマンチックな解釈は見当外れなのではと思う。
それにしても、弦楽だけでこんなことが書けるのだ…。フーガも凄まじいもので、ここでの半音階的な用法は、多分「音楽の捧げ物」のリチェルカーレに匹敵する内容なのではあるまいか?
何のために書かれたのかは分からないが、フーガはK.426の編曲であり、この曲のために新たにアダージョが52小節書かれ、独立した作品としてまとめられたもので、この曲が書かれた日には交響曲第39番も完成している。なんという創造力なのだろう。
若き日のヘルベルト・ブロムシュテットがドレスデン・シュターツカペレを指揮して入れたこの録音は、最近また再発されたので、その番号と写真を貼っておこう。
見事なドレスデン・シュターツカペレのアンサンブルを堪能した。もちろん3つのザルツブルク・シンフォニーも見事な演奏・録音で、そちらで書いても良かったのだけれど、それならば以前にも書いたかすかな記憶があり、またあまりに有名な曲なので、ちょっとマイナーなこちらにした。
朝から聞くにはちょっと深刻すぎる気がしないでも、今朝も早起き(…というほどではなかったけれど笑)して仕事しての一休みとしては、良い頭の体操であった。

写真はトゥーンの聖ヨハネ教会。
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by Schweizer_Musik | 2011-11-28 08:34 | CD試聴記
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