ルーセルのディヴェルティメントを聞く
作曲者 : ROUSSEL, Albert 1869-1937 仏
曲名  : ディヴェルティメント Op.6 (1906)
演奏者 : チェコ・ノネット団員【ユーリ・スクーラ(fl),ユーリ・クレッチ(ob),アレシュ・フストレス(cl),ヴラディミーラ・クランスカ(hr),パヴェル・ラングポウル(fg)】ダニエル・ヴィースナー(pf)
CD番号 : harmonia mundi/PR 250 089



このところ、六月の定期演奏会の曲の最初の器楽作品をどうするかを、よく考えていて、ロッシーニの「セヴィリアの理髪師」の「私は町の…」を器楽に編曲するとか、シャブリエの「エトワール」の序曲やオッフェンバックやスッペのオペレッタの序曲など色々と候補を検討し、いくつかは編曲を少しやりかけたりしていたが、どうもうまく行かない感じがして、結局却下。
それで、散々考えたあげく、この曲はどうかと思ったのだが、どうだろう。難しくないし、短い。ピアノと木管五重奏というちょっと珍しい編成でプーランクの六重奏と同じで、ずっと簡単で、それでいて聴き応えもある。
CDはこのチェコ・ノネットのものとトゥールーズ木管五重奏団他のものを持っているが、トゥールーズのものは、ちょっと間延びしていてディヴェルティメントらしくないが、このチェコ・ノネットの演奏はキビキビとしていて気持ちが良い。ノイエ・ムジカの若い連中に合っているような気がするし、負担もあまり大きくないので、適当なのではないだろうか。
そんなことを色々と考えながら、この曲でと今考えがまとまりかけている。ミヨーも候補に今入っているので、もう少し考えようと思う。フランス近代から1曲選ぶのも良い選択だと思う。ドイツ、イタリア、日本の曲では、なんだか戦前の同盟関係みたいで、ちょっと気色が悪い…(笑)。
今度の総会までには決めておかないと…。

写真は大阪の水掛不動。法善寺横町はこの裏である。先日、大阪からの帰りにちょっと立ち寄った。この前になじみの「カレー屋」(夏に再発見してから必ず大阪に行った時は寄ることにしている)がある。
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by Schweizer_Musik | 2012-01-10 21:14 | CD試聴記
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