疲れた・・・
今日は一日授業。
オーケストレーションの授業ではコダーイのハーリ・ヤーノシュの分析を行う。現代音楽ではないが、続く「現代音楽研究」の授業でも同じ内容で行う。ただ対象がオーケストレーションでは本科で、現代音楽研究はそれを卒業したアカデミー生ということで、内容的に深めるところが少し違うが・・・。
コダーイは先週にバルトークを取り上げたので、その続きということにしたのだが、組曲「ハーリ・ヤーノシュ」の第1曲と第2曲を分析する。
第一曲は実は簡単そうに見えて意外に面白いものだ。多調性によるもので、モードによるメロディーが転調を繰り返し、伴奏は別の(実は増四度離れた調性・・・最も遠い調性にあたる)調性で伴奏するのだ。
こうした状態をスコアを詳細に見ながら発見していき、それをピアノで弾いて確かめ、そのヴォイシング(音の配置)を調べ、どういう音がするのかを想像をたくましくしていく作業をして、その上で実際の演奏を聞くことにした。
こうしたことを通じて、スコアをどう読めばいいかを学びながら、分析する力を養うということを今、私はやろうとしている。
問題はただただ、準備に手間が掛かることだろう。来週は何を取り上げようかと、考えるだけでも負担が大きい。
さて、その来週は、ストラヴィンスキーの管楽のための交響曲をとりあげようかと今考えている。春の祭典は長く、難しすぎる(スコアを読み切るだけでエネルギーを使い切ってしまいそうだ・・・笑)のでやめた。

アトナール・コンポジションの授業ではウェーベルンのピアノのための変奏曲をとりあげる。音列表を作らせて、それをもとにどの音列がどういう風に使われ、構成はどうなっているかを調べていったのだが、これは大変な集中力を要したようだ。
授業をはじめて一ヶ月あまり。随分彼らも成長した。こうして人が成長していく姿を見るのは実に楽しいし、やりがいを感じるところ。
来週は宮崎に仕事で行くので休講である。その届けを今日出してきたところ。学生たちへの連絡も済んだ。

ところで今朝は東海道線が止まって大変だった。結局朝のレッスンが出来ず、夕方になってしまい、学校を出たのが九時過ぎ。帰ったのは十一時に近かった。つくづく疲れた。今日はもう寝よう。
by Schweizer_Musik | 2005-05-25 23:50 | 日々の出来事
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