カール・ベームの1977年来日公演DVDより
ベートーヴェン : 交響曲第6番ヘ長調「田園」Op.68
                       交響曲第5番ハ短調 Op.67
                       レオノーレ序曲第3番
カール・ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
1977年来日公演より

この公演の時、私は大学に入ったばかりだったと思う。無論テレビでも見たけれど、ビデオなどというものは当然高嶺の花で持っていなかった。
この公演に東京まで出かけていけるほど、裕福でもなく、ただテレビで放送されたものを見て、感動していた。
当時は、カラヤンとベームがグラモフォンの二大看板のスター指揮者だった。その一人がウィーン・フィルを率いて来て、得意のベートーヴェンをやるのだ。そりゃあみんな大騒ぎしますよ!!
で、その放送は何度も行われ、その何度目かを、ビデオデッキを買えるようになった頃、録画し、飽きるほど見たものだ。
そしてビデオの時代が終わり、またしばらくこれが見られなかったのだけれど、DVDが出て、乾きを癒やしてくれた。
これを実際に聞けた人は本当に幸運だったことだろう。「田園」の最高の演奏がここに繰り広げられている。今は亡きヘッツェルがコンマスの席に座っている。木管の優美さはどうだろう。DVDになって画質の良いもので鑑賞できるのは更に福音だと思う。ビデオは確かMONOで持っていた…。CDのセットを大枚はたいて購入したけれど、映像を見るのとはまた違う何かだある。
それにしても、この高揚感はどうだろう!!
終演後、オケのメンバーがステージから去っても尚、拍手を送り続け、老ベームがにこやかに聴衆に応えているシーンは、懐かしく見ていた。
何とも楽しい、そして懐かしく、感動的なDVDだった。1975年の来日公演のビデオも手に入れてあるので、週末の楽しみにとってある(笑)。
by Schweizer_Musik | 2014-09-18 08:42 | DVD/スカパー!視聴記
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