オネゲルを聞きながら・・・今日の料理は
今日の料理は浅蜊の中華炒めである。簡単な料理だが、こいつはいける・・・。酒持って来い!である。
砂抜きをした浅蜊500gを洗った後、鷹の爪を二本(輪切りにしたもの)とニンニクのみじん切り一かけ、トーチー(中華の食材、大豆を発酵させたもの)のみじん切りを少々とネギを切ったものを油で炒めて香りが出たところで、浅蜊を入れ、中華スープを100cc(私はスープも好きなので200cc)、老酒を少し入れて強火にかける。
およそ5分ほどで浅蜊の口が開くので、砂糖、醤油、オイスターソースを少し入れて、水溶き片栗粉を少々入れながら鍋を揺すり、最後にごま油を少しだけ入れて終わり。
味見をしてみて、何て美味いのかと、私の料理の腕を褒めてあげたくなった。(いや、ちゃんとレシピを説明して頂いた(テレビの)おかげなのだけれど。

これをエリアフ・インバルが指揮するイタリア国立放送交響楽団によるオネゲルの「ダビデ王」を聞きながら(スカパー!でやっていたので)作っていた。下ごしらえから完成までたった15分。後はオネゲルに。
やはり字幕付きは聞きやすい。私の持っているスコアと同じ編成なので、第2版になるのだろうか。いや、良い演奏だった。但し、フランス語の朗読は良いのか悪いのか、さっぱり分からないが・・・。
しかし、ヨーロッパでは人気があっても、キリスト教の伝統の無い我が国で、この作品がもてはやされるようになることは永遠にないかも知れない。文化の断絶を大いに感じさせられるところである。

雨が降っている。ちょっと出かけたところ、桜は随分散ってしまっていた。なんだか寂しいような気がする。
by Schweizer_Musik | 2006-04-05 18:50 | 日々の出来事
<< 「カイビラの小さな汽車」に習って 学校でした >>