ダウン…している。
さすがに水曜日は超がつくほど大変である。仕事量はいつもより少ないのだが、準備がいるので結果的にものすごく疲れるのである。帰ったのは18時過ぎ。辻堂で事故があったとかで、列車は遅れ、疲れ果てた体に更にストレスを与えてくれた…。

朝から私のミスで色々とゴタゴタするなどして、またまた疲れて横になってしまったら今まで寝てしまった。ホント、今日は何も出来ないままに過ぎていきそうだ。本当なら今日は浜離宮朝日ホールで、私の教え子のコンサートがあるのだが、体が言うことをきかず、行けそうもない。明日は仕事があるし、今日はこのまま寝るしかなさそうだ。

昨日は、まずバルトークのルーマニア民俗舞曲の分析が1時間目で、その後オーケストレーション。ここでは来週の木管五重奏の音だしに向けての話をし、フランセの作品の分析を行う。で、約一名、とんでもなく遅れてやってきた。彼女は今年専攻変更で、私の授業をとることとなった学生で前提となる一年生のカリキュラムをすっ飛ばしているところがあるのでフォローが必要なのだが、なのに遅れてきたため、昼休み返上で彼女のフォローをする。途中まで出来た木5を見てあげたのだが、スコアが出来ていない上に、和声の力不足に由来するいくつもの問題があり、それをどうするかで昼休みが過ぎていった。
で、午後はまず、第2専攻の学生の作曲のレッスンがあり、これが終わると急いで部屋を移動して現代音楽の授業。ここでは芥川也寸志の交響管弦楽のための2章と弦楽のためのトリプティークをとりあげて、モードを使っての民族的な素材の扱い方、伴奏などの書法について説明する。人数は少ないのだが、少し聴講生がいるので去年よりも賑やかな感じ…である。
終わってから少し人待ち…。ヤマハの人が私を訪ねてくるというアポを取られていたのだが、どうも連絡なしで変更されたようだ。こんな失礼な会社ではどうしょうもない。呆れて5時過ぎに学校を出て帰る。
それにしても拘束時間は一番短いのだけれど、一番しんどい一日がこうして終わる…。来週は、ドビュッシーの「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」をとりあげる予定。五音音階から六音音階、そしてリディア旋法と巧みに作り上げられたドビュッシーのモードによる作品を紹介する予定である。
by Schweizer_Musik | 2007-05-10 16:50 | 授業のための覚え書き
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