ノアゴーの交響曲第4番を聞く
夕べ、いつものように寝たのだが、13時過ぎにふと目が醒めてしまい、そのまま眠られず、悶々としていた、結局5時前頃になんとか寝て、8時まで寝てしまう。寝坊してしまった…。
しかし、疲れがとれず、その割りには覚醒している状況で、調子が今ひとつである。その辺を散歩でもしてくれば良いのかも知れない。

で、夕べ悶々としながら、音楽を聞いたのが、デンマークの現代の作曲家、ノアゴーの交響曲、協奏曲、室内楽などであった。(ひょっとするとこれがいけなかったのかも知れない…)

ホルンボーに習っていた頃に書いた、ごく初期の作品はともかく、第4番の交響曲など、第1楽章は大変美しい部分を持つとは言え、基本的に皆が知っている「現代音楽」である。だから、無調で激しい不協和や打撃的なサウンドなどに拒否(アレルギー)反応を持つ人にはとてもお薦めできないけれど、私は非常に面白く思って聞いた。
幻想的な出だしは、弦のdiv.で細分化されたパートが様々な時価でエコーし合う、あるいはさえずり合うようで、実に美しい。
現代の作品はとかく大音量を求めて、吹奏楽化しているのだが、この作品は弦の役割が大変大きく、精緻なサウンドとデリケートな情感を求めているようだ。とは言え、武満徹のようなきめ細かい肌触りではないけれど。
第1楽章は「インドの薔薇の庭園」というタイトルがつけられている。ちなみに第2楽章が「中国の魔女の湖」でこの2つの楽章からなるものの、アタッカで続いて演奏される。
動的な第2楽章は、一種のスケルツォだろう。しかし厳しい変拍子、多重拍子の嵐で、これは演奏に多くの困難が立ちはだかると推察されるが、デンマーク放送交響楽団は見事にこれを克服している。
鋭い音程で響き合うカノン…、半音階が応酬するフレーズ、なかなかに聴き応えありで、この2つの楽章が鋭く対立することで、曲は鮮烈な印象をもたらしている。
セーゲルシュタムの指揮はいつもどおり、大変ロマンチックで、響きも整理されていて素晴らしいものだと思う。この巨人(体格も凄いけれど、メタボ…は大丈夫なのたろうか?ひげも髪も伸ばしほうだいで、燕尾服を着てなかったらとても音楽家には見えない…)は、もっと評価されていいと思うのだが、如何?
作曲もよくし、作品のCDもナクソスにたくさんあるので、その内に紹介しよう。
ここまで書いてきて、ようやく体も目覚めてきたみたい…だ。
by Schweizer_Musik | 2007-05-13 10:22 | ナクソスのHPで聞いた録音
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