ジュゼッペ・シノーポリの指揮するサロメを見た。
いらいらするほどアレンジが進まず、気分転換にジュゼッペ・シノーポリが振ったDVDを見たりしていた。
やはりオペラは映像の説得力は大きい。サロメ役はマルフィターノで、美人だとは思わないけれど、説得力のある歌であり演技だと思った。ヨカナーンの生首に口づけをするあたりの強烈な背徳の香りは、全編に漂うエロチシズムが最高潮に盛り上がる瞬間となっていた。
今、アレンジしている「踊り」は当然マルフィターノが踊っている。そのシーンは強烈だけれど、美しいというよりも、感情がグリグリ盛り上がっていくのと、それへのヘロデ王やヘロディアス役のレオニー・リザネック(この人も年取ったなぁ…)などのリアクションが面白かった。
でも、このオペラ。あまり好きになれないなぁ。7枚のヴェールの踊りだけが浮いて聞こえるからで、踊りが長すぎると感じるからだ。それほど必要性のあるシーンだったのか、私にはよくわからない。確かにあのシーンのおかげで有名になったのだけれど…。
というわけで、あまり気分転換にならなかったのでした。やれやれ。
by Schweizer_Musik | 2008-01-13 11:36 | 日々の出来事
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