今日のオーケストレーションの課題について
たった今家にたどり着いた。学生たちと話していて遅くなった。明日から七日まで休みとなるので、つい無理をして話し込んでしまった。
学生たちに今日のオーケストレーションの授業で行ったアレンジの実習でバルトークの「ルーマニア民俗舞曲」の第3曲と第4曲の冒頭を木管五重奏に編曲するという課題をだして、各自実施をしたが、その課題の実施例をブログに載せるとの学生たちとの約束を果たそうと思う。
授業でも話した通り、単純な伴奏部分をどう木管に移すかが工夫のしどころである。
また第4曲でのホルンのバスの立ち上がりを助ける意味でバスーンのスタッカートのユニゾンは、私の単なる思いつきである。
いずれにせよ、こうした音楽にこれが唯一の正解などということはあり得ない。諸君が稚拙であっても書き上げたものがそれぞれに正解であると言える。正解であると言い切れるほどに各自が一つ一つの音を考え抜いて書いたという前提ではあるが…。

帰りの電車が横浜駅直前で、緊急停止して10分以上遅れたこともあって、列車の中で画像にしようと思っていたのだが、ついでに続きをやりかけてしまい、結局O船駅に着く頃には第3曲が完成してしまった…。
授業の中でも皆メモを取っていたが、何故こういう音を書いたのか、自分と何がどう違うのかをよく考えて欲しい。
念を押しておくが、これが唯一の正解ではない。ただの一例に過ぎないことを忘れないように!

もうくたくたなので、コメントいただいたことへの返事は明日に致します。
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by Schweizer_Musik | 2008-04-26 01:06 | 授業のための覚え書き
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