シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」ベーム指揮
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作曲者 : STRAUSS, Richard 1864-1949 独
曲名  : 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」Op.30 (1895-96)
演奏者 : カール・ベーム指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD番号 : 独Grammophon (iTunestore購入)

あの、2001年宇宙への旅のサントラに使われた録音である。と言っても、映画制作時にこの曲のまともなステレオ録音があったかどうか…。ヴァイオリン・ソロはミシェル・シュヴァルベである。
改めて聞いてみて、録音がステレオながら、意外なほど大人しいというか、ちょっと古めかしい印象で、演奏も折り目正しいものの、リヒャルト・シュトラウスらしいはったりが今ひとつで、途中で随分厭きてしまったことも事実。
大体、リヒャルト・シュトラウスの作品ってどれも最初が一番面白くて、途中だれるように思うのだが如何?
作品がつまらないなどと言う気はないけれど「つかみ」はOKで後は上手いとは思うものの、どうもテクニックで流しているような気がしてならないのだが、私の気のせいだろうか。
これが、ベームのような色気も何もないような頑固親爺の手にかかると、そのテクニックで流した部分がより強調されるような気がして、付き合うのにちょっと努力が必要となる。

いや、彼の作品は面白いけれど、長大な作品で、ストーリーが明確であればあるほど、聞くのがつらくなる。
昔、レコードのライナーに「曲のストーリーを読んだとたんにつまらなくなる」と書いてあったけれど(思い切ったことを書くなぁ…)、今更ながらに痛感している。
相性がよくないのだろう。後期のいくつかの作品の美しさに対して、「我」の強さに辟易としてしまうのだ。
by Schweizer_Musik | 2008-07-08 06:08 | CD試聴記
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