昨日のことについて…言い訳と反省…
昨日は結局、パート譜を作っただけで、一日のらりくらりと過ごしてしまった。一昨日のような勤勉な作曲姿勢は全くみられず、いや実に嘆かわしい一日であった。
昨日のことについて…言い訳と反省…_c0042908_5355761.jpg昨日は朝から雨でふと外を見たら鷺だろうか?学のない私にはよく分からなかったのだけれど大きな鳥が前の家の屋根にとまっていて、女房と「何という鳥だろうか」などとわいわい言っている間にどこかへ行ってしまった。
弦4のタンゴのパート譜を作ってから、ちょっと一杯ひっかけてしまい、ここからダラダラとした一日が始まってしまったのである。
デンマークの作曲家のホルンボーの弦楽四重奏曲(なんと20曲あまりある…)を聞かないままにホッタラカシだったので、それを取り出しボツボツと聞きはじめた。
聞きながら、ちびりちびりとウィスキーをなめていたら、時間の経つのを忘れてしまう。音楽のレポートを書こうとは思ったけれど、三杯もストレートのウイスキーを頂いた頭では、とてもレポートを書ける状態になく、次第に幽体離脱をくり返す有様である。
外は雨もあがり、良い風が入ってくる。良い心持ちになって来たので、なら仮眠をとろうとちょっとだけ横になったら、三時過ぎまでぐっすり…。

言い訳はこの位…にしておこう(笑)。
で、晴れて来たので、天神山に散歩に出る。台風が来てから天候が安定せず、このところ家にこもり、時々近くのスーパーに買い物に出るくらいだったので、身体がなまりきっていた。
天神山は、いつものように雨に洗われて美しいものであったけれど、参道には落ち葉が流れてきていて、少し歩きにくいものだった。
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これは夕陽をあびて輝く山頂のクスノキ。いや、美しい。
昨日のことについて…言い訳と反省…_c0042908_5444623.jpgお社に参拝してからさらに頂上に行く途中は夕陽が映えて、なかなかのものだった。急峻な西側(大船から鎌倉への東海道線が走っている側)にも大樹が多く、そこへの木漏れ日が気持ちよかった。先日來の雨で、道に流されてきた落ち葉が大変多く、少々掃除をして差し上げたくなったけれど、登ってくる途中、ずっとそんな状態であった。

昨日のことについて…言い訳と反省…_c0042908_548242.jpg落ち葉が多いというのも秋がいつの間にか来ていたことを示しているように思った。帰り道の立木に紅葉が始まっていた。なるほど落ち葉も多いはずである。
散歩の楽しみは、こうした季節を感じることでもある。四季のある国に生まれて本当に良かったと思う瞬間でもある。
帰ると夕陽が天神山の横に沈むところだった。ああここまで日が動いていたのだと気がつかなかった自分にビックリ…。そうそう明日は秋分の日だ…と思った。
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この美しい夕映えを鑑賞して家に入り、またウィスキーをなめていたら、つるべ落としの喩えの通り、どんどん薄暗くなっていく。
日はもう沈んだかと思い、ちょっと出てみると、しばらくぶりで、富士山の姿を拝むことができた。
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黄昏時の衣のように雲を纏った富士に感動!富士山って見えるだけでも感動させる山だなぁと痛感!

しばらくして女房も帰り、先日、津田さんからいただいたラクレット・チーズで夕飯とした。久しぶりにとっておきのスイス・ワイン(もうこれしかない…トホホ)を開けて、女房と二人だけの晩餐となったが、ラクレットがこれに花を添えてくれた。
いや美味い!!
昨日のことについて…言い訳と反省…_c0042908_663954.jpgジャガイモを蒸かしてオープンで溶かしたチーズを絡めて頂くだけのシンプルな料理なのだけれど、ラクレット・チーズでこれをやると堪らない…。
スイスワインがこれと合うのだ!レマン湖畔の好みのワインだけれど、随分我が家のワインセラーに寝ていたもの(我が家のワインセラーとはピアノの下で、特に冷蔵庫のようなワイン貯蔵庫ではない…)。

これでまもなく就寝…。風呂に入ることも出来ないままに寝てしまった。
ホント、何もしない一日だった。反省!!今日はまじめに心を入れ替えて頑張ろう。
by Schweizer_Musik | 2008-09-23 06:20 | 日々の出来事
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