iTunestoreで格安物件を発見!
iTuneは最新バージョンにしてから腹立たしいほど動かなくなってしまい、購入したソフトは聞く度にpasswordを訊いてくるので(それも同じ曲でも聴き直そうとクリックするとまたpasswordを訊いてくる。大体使いやすくするはずのバージョンアップをしてこんなに後悔させられるのは実に残念なことで、これではメーカーの信用もなくなるのではないだろうか?
先日はリヒテルのソフトをダウンロードしたら、ダウンロードできず、途中でフリーズ。再ダウンロードも試みたものの、それもダメで、クレームをいれてもなかなか返事はなく、ようやく来た返事はお金を返すから無かったことにしてというものだった。
更に、それにも懲りず、購入したソフトでは、冒頭と終わりが切れているという代物で、お金だけとられてそのまま…。クレームを出してからもう何日になるのだろう…。なしのつぶてである。
いや、STOREをONにしておくと、クリックをミスってしまうとすぐにショップに行くようにしてあるし、煩わしいことこの上なく、これについて書き始めるとつい興奮してしまう…。
最近のMACは、顧客をどう自分のところに誘導するかしか頭にないようで、私のような利用者はそろそろ手を切る時が近づいたかなと思うところである。
ああ、また前置きが長くなってしまった。

今日、また性懲りもなくそのiTunestoreに行ってみた。ちょっとソフトを探してであるのだが、そうすると、メシアンの生誕100周年のトリビュート・ボックスが1500円で出ているではないか!!
1500円でCD14枚分というのは格安…というかタダ同然だ。先だって怒っていたことなど忘れてダウンロードする。
更にバーンスタインがグラモフォンに入れたストラヴィンスキーとショスタコーヴィチの録音の集成がCD六枚分ほどが1500円でこれまたあり、ついついダウンロードをしてしまう。
性(サガ)とは恐ろしいものである。考えてみれば、晩年のバーンスタインのショスタコーヴィチなどは持っているし、かなりダブルのだけれど…。1500円なら良いか…。メシアンも歌曲やボードとパリ管との録音などダブってしまったけれど、1500円なら…。
メシアン自作自演のオルガン演奏も新たに復刻したようで、まずまずの音であった(モノなのであまり期待してはいけないが…)。
私はプレヴィンのトゥーランガリア交響曲やミシェル・ベロフの「20の眼差し」初期の前奏曲が嬉しい再会だった。
LP時代によく聞いた録音だからだ。みなさんもこの機会にいかが?

しかし、iTuneを以前のバージョンに戻すことは出来ないのかなぁ…。ホント、メーカーのエゴに付き合わされるのはイライラさせられる。一部のお金持ちには便利な機能なのかも知れないけれど…。
by Schweizer_Musik | 2008-10-19 21:36 | 日々の出来事
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